ネット上で大きな波紋を呼んでいる。
この日、朝7時スタートの「NHK NEWS おはよう日本」では、「中国発の“越境EC(電子取引)”の急拡大の要因と課題」と題した
特集を報道。155円の腕時計や79円のアクセサリーなど、激安価格で急拡大したTemuやSHEINを紹介した。
さらに、訪問者数が4億6700万人に達しAmazonに次いで世界第2位になったTemuについて、安さと生産者と消費者を直接繋ぐ
ビジネスモデルが成功していると指摘。同社の広報担当者のコメントを紹介するなど大絶賛した。
一方、TemuやSHEINなど中国EC3社の144の製品から、基準値を大幅に上回る有害物質が検出された問題や、コピー商品が
氾濫している件については、「商品を常に監視し、違反した生産者を排除するシステムを採用している」というTemuのコメントを
紹介するだけにとどめた。
この特集に納得がいかないのは視聴者だ。約7分間の放送時間のうち、ECサイトを持ち上げるパートがほとんどで、注意喚起は
最後のわずか1分間程度。SNS上では「日本の公共放送が中国の民間企業のCMを行っていいのか?」
「クレジット詐欺の温床になっているっていう話があるけど、そういうのはスルー?」などと疑問視する声が飛び交ったのである。
流通ジャーナリストが語る。
「物価高の中、驚くべき低価格で特に若年層を中心に広がりを見せているTemuやSHEINですが、一方で日本のサイトでは
ありえないレベルの不良品や、商品のサイズミスが頻発。EUは今年4月、有害な製品から消費者を保護する措置を含め、
SHEINを規制対象とするIT企業に指定しています。NHKではTemuの広報担当者まで出演させて、同社を盛大にPRしましたが、
むしろ問題点を指摘して、視聴者の疑問にもしっかり答える形にすれば、ここまで波紋は広がらなかったでしょうね」
先日はNHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフが、沖縄県・尖閣諸島について「中国の領土である」
と発言し、物議を醸したばかり。そんな“反日”ともとれる騒動があっただけに、視聴者は余計に敏感になっているのかもしれない。
(ケン高田)
2024年8月29日 10:00
https://asagei.biz/excerpt/79855
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引用元: ・【アサ芸】 155円の腕時計も…NHKが中国ECサイト「Temu」「SHEIN」PRの波紋 [8/29] [仮面ウニダー★]
迷惑だ
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