ところが、日米2つの首脳選挙を見比べると、日本の首相候補は、演説や答弁を通して国民を共感させる「コミュニケーション力」はまったく未知の顔ぶれだ。
一方で、ミシェル・オバマ元ファーストレディ、民主党指名候補となったカマラ・ハリス副大統領などは民主党大会で、人々の心を揺さぶり、総立ちにさせた。
ハリス氏は今後の有権者との対話や大統領候補討論会に向けて、さらに特訓を受けている。アメリカでこうした様子を見ていると、日本では政治家が一定の能力を持たずとも、首脳になれるのかと思ってしまう。
USA Todayによると、ライバルである共和党員までを味方につけ、238人がハリス氏「公認」を明らかにしたという。
G.W.ブッシュ元大統領、故ジョン・マケイン上院議員(2008年大統領候補)、ミット・ロムニー上院議員(2012年大統領候補)の側近らが、書簡にサインして公表した。ハリス氏が、トランプ氏よりも大統領にふさわしいとしている。
次のテレビ中継は9月10日、トランプ氏との大統領候補テレビ討論会だ。
自民党総裁選を始め、日本の政治家の場合はどうだろうか。有権者の心をつかむために、ここまでの努力を強いられるというのは聞いたことがない。
きちんとコミュニケーションを取っているのかどうかが試されることもない。日本は議院内閣制で、多数党が首相を選び、国民が選べない制度だ。しかし、首相になったら、国民の代表であり、国民のために働く身となる。
派閥はなくなったものの、依然として推薦人集めが焦点。最後の内閣総理大臣指名選挙も人集めに終始する。その前に、真に国民に迎え入れられる技量や能力があるのだろうか。
アメリカ大統領選挙における候補者のすさまじい努力と戦いぶりを見る時、日本の選挙はかなり物足りない気がする。
引用元: ・【ジャーナリスト】米民主党大会で感じた日本の総裁選との決定差・・・日本では政治家が能力を持たずとも、首脳になれるのかと思ってしまう
もうねアホかとバカかと
アメリカも日本とたいして変わらないよ
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