
弘前市が導入するのは、爪に貼り付けるタイプの二次元バーコード「爪Qシール」です。このシールを爪に貼り付けた認知症の高齢者が行方不明になった場合、発見した人がスマートフォンで二次元バーコードを読み取ると、3桁の登録番号と市役所の電話番号が表示されます。
このグッズの運用に向けて、市職員が弘前警察署を訪れ、協力を求めました。
弘前警察署管内では、認知症が疑われる行方不明事案の届け出が、年間50件程度発生しています。これまではキーホルダーなどに登録番号を表記していましたが、爪に二次元バーコードを貼ることで、身元判明のスピードが格段に上がると期待されます。
【弘前警察署 成田志生署長】
「この爪Qシールがあることによって、すぐ判明できるというのがすごく安全安心につながっていくのかなと思っていました」
【弘前市介護福祉課 工藤信康課長】
「(読み取ると)弘前市の電話番号と登録番号が出ますので、担当の方へ番号をお知らせいただければ、こちらの方でそのまま手続きをいたしますので、よろしくお願いいたします」
弘前市では、介護福祉課を窓口に認知症の疑いがある高齢者を確認していて、7月末現在216人が登録しています。登録すると、番号が発行され「爪Qシール」が配布されます。
「爪Qシール」の運用は9月から順次始めるということです。
引用元: ・【青森】認知症の行方不明者の身元判明へ 老人の爪に「二次元バーコード」を貼り付け 弘前市が取り組み [シャチ★]
コメント