新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生からわずか4年。
エムポックスのまん延は公衆衛生上の世界的緊急事態に発展しているが、こんな状況は回避できたはずだと科学者や公衆衛生関係者は言う。
アフリカでは数十年間、エムポックスの感染増加にあまり歯止めがかかっていなかったにもかかわらず、WHOは2023年5月、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を終了した。
今月25日に発表されたアフリカ疾病対策センターの最新データによれば、24年に入ってから、コンゴ民主共和国(旧ザイール)で約575人が死亡し、その30倍以上が感染している。
WHOは14日、エムポックスについて、公衆衛生上の緊急事態を再び宣言した。
政府や保健当局、科学研究の資金提供者の不手際や不作為が、ウイルスがヒトからヒトにより容易に拡散する株へと変異するための完璧な環境を生み出した。
有効なワクチン(1回当たり約100ドル=約1万4400円)が入手可能で、米国などの国が数百万回分を備蓄しているにもかかわらず、コンゴにはまだ届いていない。
WHOによる承認の遅れが、必要な国々への迅速な供給を妨げていると批評家は言う。
エムポックスは局地的な流行ではなく、アフリカ以外でもより広く流行する可能性があると科学者や支援団体、政府当局は警告している。
コンゴでは今年、感染報告が2万人近くに上っており、その中には隣国ブルンジで700人以上が感染した新たな株による症例数も含まれる。
また、ルワンダやウガンダ、ケニア、さらにアジアや欧州でも感染者がわずかながらも出ている。
南アフリカ共和国のラマポーザ大統領を含むアフリカの指導者らは、前回の緊急事態の際にアフリカ大陸は無視され、米国や欧州での感染拡大防止のためのワクチン配備に重点が置かれたと批判する。
ラマポーザ大統領は8月17日の声明で、「ワクチンや治療薬が開発され、利用できるようになったのは主に欧米諸国であり、アフリカへの支援はほとんどなかった」と述べ、今回のWHO宣言は「前回とは異なり、不公平な扱いを正すものでなければならない」と訴えた。
引用元: ・【エムポックス拡散で緊急事態宣言】防げたはずのウイルスが世界的脅威に・・・科学者や支援団体、政府当局警告 「アフリカ以外でもより広く流行する可能性がある」
もう鳥インフルでもサル痘でもどっちでもいいぞ
土人が動き回って撒き散らしてんじゃねーか
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