党内若手の間では「天が五物を与えた男」と言われているそうだ。
「顔良し、頭良し、性格良し、背が高くて、選挙に強い」
ついでにいうと、夫人は東大法学部の同級生で弁護士。
特に女性たちの間では人気が高く、うちのカミさんなんかも「どこか若い頃の総理にそっくり」と。
たしかに、晋三元総理が父晋太郎氏の後を継いで、初めて選挙運動している写真を見ると、似ている!
会見、その後のテレビなどのインタビューでも、言っていることは至極まとも、説得力もある。
「鷹は古い羽根を新しい羽根に換える習慣を持っている。自民党も新しい羽根が必要な時期を迎えています」
脱派閥選挙を徹底し、派閥に対して一切支援は求めない、とも。
「普通のサラリーマン家庭に育った私が派閥に関係なく、今この場に立っている事実こそが、自民党が本気で変わろうとする象徴になります。能力と経験を重視し、あらゆる世代の議員の力を結集します」
事実、小林氏の会見には、派、麻生派、二階派、岸田派、森山派などの議員、24人が集まった。
政策では、「憲法改正」を明言。
「緊急事態条項の新設と自衛隊明記は喫緊の課題です。早期の発議に向けて最大限の熱量を持って取り組みます」
ちなみに、26日発売の月刊『Hanada』10月号でも、櫻井よしこさんとの対談を掲載しているのだが、東大ボート部主将時代については、こんなエピソードを披露。
「ボート部での経験は、私の人生のなかでもいちばん大きな経験です。四年間、埼玉県戸田市の合宿所で、朝五時から消灯する九時半まで、ボートを漕ぐ、ご飯を食べる、寝るを繰り返す、という生活でした。
四年生の時は、キャプテンとして百人の部員を率いるようになり、いろいろ悩むことや、迷うこともありましたが(以下略)」
とにかく、今回、いの一番に立候補を表明したことは、新聞、TVなども大々的に取り上げ(読売は1面トップ)、大成功だ。
小林氏に比べると、「20人は目途がついた」とか「今週中に表明する予定」とかグズグズ言っている石破茂氏なんか、容貌といい、喋り方といい、いかにも古くさく旧態依然たる自民党の象徴のようにしか見えない。
小林氏の立候補表明で、古くささが際立ったのは石破氏だけではない。
立憲民主党だ。
自民党の総裁選に合わせて党首選のスケジュールを組んだのはいいが、泉健太現代表の対抗馬が、やれ、枝野幸男前代表とか、やれ、野田佳彦元首相とか。
しかも、その背後にうごめいているのが、小沢一郎氏。
これで、立憲が政権を担おうなんてチャンチャラおかしい。(月刊『Hanada』編集長・花田紀凱)
https://www.zakzak.co.jp/article/20240822-DNLIFHMGPZMK3H7KUOAV6BEY5Q/
引用元: ・【月刊Hanada編集長・花田紀凱】小林鷹之氏、えらく評判がいい、自民党内若手の間では天が五物を与えた男と言われている 「顔良し、頭良し、性格良し、背が高くて、選挙に強い」
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