読売新聞
カナダのコンビニエンスストア大手から買収提案を受けたセブン&アイ・ホールディングスは、社外取締役でつくる特別委員会を設置し、内容を吟味している。経済産業省が企業買収に関する指針を策定し、買収提案を受けた企業に 真摯しんし な検討を求めていることが背景にある。米競争当局の対応も焦点になりそうだ。(金井智彦、ニューヨーク 小林泰裕)
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英紙フィナンシャル・タイムズは20日、米国の競争当局が、カナダのコンビニ大手、アリマンタシォン・クシュタールによるセブン&アイの買収に異議を唱える可能性が高いと報じた。両社の経営統合によって商品やサービスの価格が上昇し、消費者に悪影響を及ぼす恐れがあるためだという。
前日の東京株式市場で、値幅制限の上限にあたるストップ高となったセブン&アイ株だが、20日は一転急落し、10%安で取引を終えた。クシュタールは具体的な出資比率や株式の取得方法を示しておらず、投資家の間で、買収の実現は難しいとの見方が広がったとみられる。
カナダ・ケベック州に本社を置くクシュタールは、1980年の創業後、企業買収を繰り返して事業を拡大した。2001年に米中西部のコンビニを買収して米国に進出し、03年には「サークルK」の運営会社を買収している。
共同創業者のアラン・ブシャール会長は、アジア市場進出に向け、以前からセブン&アイに関心を示してきた。米ブルームバーグ通信によると、05年頃にも買収を提案したという。20年にも再び提案したが、いずれも実現していない。
調査会社スタティスタによれば、23年時点で米国内のコンビニ店舗数は、セブン―イレブンが約1万3000店で首位、クシュタールが約6000店で2位だった。
引用元: ・セブン&アイのカナダコンビニ大手による買収実現は難しいとの見方広がる…株価急落 [ぐれ★]
アメリカって厳しいんだなあ
株価安すぎるからな
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