2024年08月18日16:38頃、京釜線下りのKTX-山川39号が東大邱から慶州へ運行中に、車両の異常が検知されました。
『KORAIL』(?国?道公社)によると――現場で列車を停止させて点検した結果、動力車の車輪1つが軌道から逸脱していたことが確認された
――とのこと。
このアクシデントによって、列車の乗客384人が後続列車に乗り換えることを余儀なくされ、東大邱~釜山駅間のKTXの列車は1本の線路で
双方向運転を実施。当然、脱輪した車両を修復する必要がありました。
https://money1.jp/wp-content/uploads/2024/08/sozai_6471_img-1536×921.jpg
なんとか復旧して、翌19日、早朝の05時11分第1号から運行を再開しました。
国土交通部は18日夜ひ対策会議を行い、以下のような「早急に復旧し万全を期す」というプレスリリースを出したのですが、
今回の事故の原因がよく分かりません。
※以下のプレスリリースは驚くほど内容がないものなので、飛ばしていただいて大丈夫です。「頑張ります」としか書いていません。
https://money1.jp/wp-content/uploads/2024/08/sozai_6468_img.jpg
国土交通部、KTX列車の脱線事故の迅速な復旧に万全を期す
ー中略ー
⇒参照・引用元:『韓国 国土交通部』公式サイト「国土交通部、KTX列車軌道離脱、迅速な事故復旧に万全」
https://www.molit.go.kr/USR/NEWS/m_71/dtl.jsp?id=95090091
知り合いの某有名鉄道ライターさんに聞いてみたのですが、この事故は「不思議だ」というのです。以下が鉄道ライターさんの意見です。
車輪は左右でひと組なので、妙な話ですね。
1個脱線したら、シャフトでつながった片方も脱線しているはず。
LRTやスペインでは、車輪が独立している構造もありますが。
KTXは特に特殊な構造ではないみたいなので。
考えられること
・(脱線した)車輪が1つは間違いで、本当は対になる方も脱線している
・車輪が1つは誤訳で、本当は車輪の1部
・車輪が1つだけシャフトから外れた
・車輪のリムだけが外れた
これは蒸気機関車やドイツの高速鉄道ICEで採用された例ですが
車輪がクルマのホイールとタイヤのような構造になっていて
1つの車輪のタイヤに当たる外径部分だけ外れた
これはドイツで事故例があり、現在は不採用になりました。
また、一部で「車軸が熱で延びた」という推測も出ているのですが、車軸というのは、いわば「ダンベル」でいうと柄の部分です。
「暑さによる熱で車軸が延びて車輪が脱線したのか?」について鉄道ライターさんは「不思議です」とし、
「あまり聞いたことはありません……
車軸が延びるほどの暑さなら、まずレールが先に延びて歪んで脱線すると思います」
「もともと車軸が不良品だった可能性はあります」
とのことでした。車輪が一つだけ脱線した――という情報が正しいのであれば専門家も首をかしげるような不思議な事故のようです。
なにせOINK(Only IN Korea)な国なので、「韓国では不思議なことなど何もないのだよ」かもしれませんが。
(吉田ハンチング@dcp)
2024.08.20
https://money1.jp/archives/133004
※関連スレ
【朝鮮日報】 韓国高速鉄道KTXが大邱市内で脱線…けが人なし、最大で229分の遅れ [8/19] [仮面ウー★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1724037298/
引用元: ・【Money1】 韓国の高速鉄道「KTX」脱線。脱線理由が不可思議。 [8/20] [仮面ウニダー★]
コメント