「やられた」と思い、畑を歩き回ると、全体の半分以上の約1900房が消えたことが分かった。被害額は140万円に上った。
畑は竹や木々に囲まれた人通りの少ない場所。男性は「ブドウを100個切って出荷の準備をするのに、1時間かかることもある。複数人の犯行に違いない」と指摘する。
今年のシャインマスカットは、例年より粒が大きく、糖度も高い出来栄えだったという。肥料などにかかる費用の捻出にも苦悩しており、フェンスを張るといった念入りな盗難対策をする余裕はなかった。「零細農家では手の打ちようがない」。男性はそう言って、唇をかんだ。
◇デラウェアや巨峰には目もくれず
日下部署は15日、山梨市江曽原のブドウ畑でシャインマスカット約400房(被害額約40万円)が盗まれたと発表した。窃盗事件として捜査している。
発表によると、15日午後1時頃、畑の管理者が巡回中、被害に気づいた。同じ畑のデラウェアや巨峰などに被害はなく、高級品種を狙ったとみられる。管理者によると、ブドウは収穫体験を行う目的で栽培されていたという。
2024/08/16 16:16 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240815-OYT1T50240/
引用元: ・【山梨】 シャインマスカット1900房「一瞬でなくなった」…被害額140万円、県警が窃盗事件で捜査 [牛乳トースト★]
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