スマホ用日本語入力アプリ「Simeji」を提供する中国テック企業バイドゥは8月15日、
SimejiにSNSトラブル軽減を目指した新機能を追加した。
追加した機能は「注意喚起機能」と「表現の提案機能」の2つ。
同機能は函館西高校(北海道函館市)の生徒と共同開発した。
SNSでのコミュニケーションが普及した昨今、テキストでのコミュニケーションが
トラブルに発展する事例が多く生まれている。
こうした現状を課題視した函館西高校の生徒は、バイドゥに新機能のアイデアを直接提案。
バイドゥはこの“アイデア持ち込み”を受け、新機能の開発に着手した。
「注意喚起機能」では、「きもい」「きえろ」といった攻撃的な語句を入力した際、
画面に「誤解を招く恐れがあります」という注意文を表示させる仕様とした。
「表現の提案機能」は、「なんでくるの?」「だる」といった受け取り手にネガティブに取られやすい語句を
打ち込む際、「なんで来てくれるん?」「大変だね」といった変換候補を提案する仕様だ。
それぞれの機能が対象とする語句は、
函館西高校の生徒及びSimejiの一般ユーザー向けにアンケートを実施し、募った。
バイドゥのプロダクト事業部責任者である古谷由宇氏は、
今後もニーズに応じて対象語句を追加する方針だとした。
その上で、SNS上のトラブルを回避するためには「テキストを送信する前に思いとどまる時間があることが重要。
Simejiはその役割を果たせるのではないか」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9db2d55bf49bcad415de9d02b5bf83ede8d26cc1
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引用元: ・「きもい」と入力したらイエローカード SNSでの暴言を抑止 スマホ用日本語入力アプリ「Simeji」新機能を追加 [114497724]
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