陸上男子100メートルで金メダルを獲得した米代表のノア・ライルズ。現地時間8月8日に行われた陸上男子200メートルには、新型コロナウイルスの陽性反応による影響をおして出場。
38.8度の高熱にありながら3位に輝いたが、他選手に感染する可能性がある中での出場強行には各方面から疑問の声が噴出した。
そんな27歳のスプリンターは、レース直後にコース上で倒れ込むと、その場から動けなくなり、車イスでの退場を余儀なくされた。
誰の目にも身体の不調は明らかだった。しかし、閉会式が行われた11日にパリ市内のナイトクラブでパーティーしていたことが発覚。波紋を呼んでいる。
無論、当人からすれば、金メダリストとなったパリでの成功を祝したいだけだったのかもしれない。
さらに米メディア『TMZ』によれば、「関係者たちは金曜日(9日)以降には、(コロナ)陰性になったと言っている」という。
それでも、数日前に車いすを擁するほどに疲弊していた選手の行動は、国際的な批判の的だ。
スペイン紙『Marca』は、SNS上で拡散されたライルズがナイトクラブで遊びまわる動画を紹介。
その上で「金メダル獲得の栄光と200メートル決勝後の崩れ落ちによってスターとなった彼だが、今や多くのファンの間で『悪役』とみなされ、パリのナイトクラブでパーティーに興じる姿を見られことで反発を招いた。こうしたスキャンダルは彼にとって何のプラスにもならない」と断じた。
また、英紙『Daily Mail』も「ライルズは高熱に苦しみながら競技を続け、医師の診断を必要とするほどだったはずだ」と糾弾。
物議を醸すパーティー参加について「体調は回復したのかもしれないが、4x100mリレーを欠場したわずか2日後にナイトクラブのフロアで夜通し楽しむ姿はファンにとって心象の良いものではない」と辛辣に綴った。
引用元: ・【パリ五輪で“世界最速の男”として注目を集めた男への批判が止まらない】他選手に感染する可能性がある中での出場強行には各方面から疑問の声が噴出
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