カーボンプランによると、ソウル、東京、アテネ、ローマ、アトランタ、バルセロナなどでは2025年に熱ストレス指数が安全限界の27.7度を超える。特に北京の熱ストレス指数は32度を超えると予測された。
熱ストレス指数は気温や湿度などを基づいて計算するが、30度以上では熱中症患者が急増するという。熱ストレス指数が32度を超えると死亡者が発生するおそれがある。
専門家らは一般的に27.7度以上の場合はスポーツ行事を中止するよう勧告している。
過去に五輪を開催した都市も急速な地球温暖化のため今後は開催できないかもしれないということだ。
今回のパリ五輪も天気が大きな変数に浮上した。
野外で開催された開会式の当日には雨が降り、大会中は猛暑が選手らを苦しめた。しばらく穏やかな天気になったが、閉会式が開催された11日には気温が35度まで上がった。
◆暑さで熱中症続出…「五輪は春・秋にするべき」
2021年の東京五輪では暑さのため職員とボランティアメンバーの熱中症が続出した。当時、熱ストレス指数は安全限界を超える32度に達した。
東京五輪の主催側は選手の安全と健康を憂慮し、マラソンと競歩を東京より気温が低い札幌で行った。
今後、2032年五輪の開催権をめぐり競合する6カ国のうち5カ国がこの限界に達する可能性がある。
インド、ヌサンタラ(インドネシア)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)、ワルシャワ(ポーランド)、サンティアゴ(チリ)のうち、
高度が高いサンティアゴを除いて五輪が開催される7、8月中は熱ストレス指数が安全限界を超えると予想される。
夏季五輪を気温がピークとなる時期を避けて開催しようという声も出ている。北欧や南半球地域で開催するのも方法だ。2000シドニー五輪と2016リオデジャネイロ五輪はそれぞれ春、冬の天気だった。
早稲田大学スポーツ科学学術院の細川由梨准教授はCNNに、サッカー競技で交代カードを増やすなどスポーツ競技の日程と規則を変更するべきだと話した。
引用元: ・【早稲田大学スポーツ科学学術院の細川由梨准教授】スポーツ競技の日程変更を 「オリンピック(五輪)は春・秋にするべき」
放映利権絡みで空いてる真夏に持ってくんな
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