総裁選への意欲を隠さないのは高市氏だ。7月に新著「日本の経済安全保障」を出版。全国各地を講演して回り、X(旧ツイッター)には大勢の聴衆と共に撮影した写真が並ぶ。さらに、総裁選をにらんで昨年立ち上げた勉強会の成果を、書籍として今月下旬にまとめる予定だ。
野田氏も立候補を視野に入れる。7月24日夜に渡海紀三朗政調会長、浜田靖一国対委員長らと東京都内のホテルで会食。渡海、浜田両氏は前回、野田氏の推薦人を務めており、総裁選を意識した行動なのは明らかだ。
前回は結党以来初めて、複数の女性候補が競う総裁選となった。党関係者は「今回も女性は必須だ。多様な議論で政党としての活力を見せないといけない」と強調する。
ネックは推薦人だ。高市氏は前回、晋三元首相の支援を受けて善戦した。その死去で後ろ盾を失い、勉強会の参加者は毎回、十数人程度にとどまった。同じ保守系の青山繁晴参院議員も立候補の意向を明言。支持層が重なるだけに、仲間集めはさらに苦戦しそうだ。
野田氏も前回、二階派や竹下派(当時)の協力を得て、告示前日に出馬表明にこぎ着けた。今回、推薦人になり得るのは現状で「12~13人」(周辺)といい、20人の確保は見通せない。
高市、野田両氏以外では、上川陽子外相の名前も取り沙汰されている。麻生太郎副総裁が持ち上げたことで一躍「ポスト岸田」に浮上。ただ、選挙応援で「うまずして何が女性か」と発言し批判を浴びるなど、期待は急速にしぼんでいる。上川氏は岸田派所属で、岸田文雄首相(総裁)が再選を目指す中、立候補は困難との見方がもっぱらだ。
女性候補のめどが立たない状況に、党内からは「推薦人を貸してでも出馬させた方がいい」(幹部)との声も漏れる。
時事通信 政治部2024年08月12日06時48分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081100358&g=pol
引用元: ・【自民総裁選】高市・野田氏、推薦人が課題 女性出馬で党内「刷新感」期待 [蚤の市★]
同頑張ってもクリーンにはなれないんだから諦めればいいのに
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