日向灘は南海トラフ地震の想定震源域の西端にあたり、海側プレートと陸側プレートの境界の一部が割れてずれ動く地震がたびたび発生している。
同観測所の山下裕亮助教(観測地震学)が国土地理院などの解析結果を基に分析。今回の震源北東側の領域では、プレート境界の割れが進んでいなかった可能性が高いことがわかった。
ほぼ同じ領域では1996年10月と12月にM6.9とM6.7の地震が続き、この際は最初の地震の割れ残りが2か月後に破壊されて次の地震が起きていた。
また8日には宮崎港(宮崎市)で50センチの津波が観測されたが、割れ残っている領域は、今回の震源より浅い位置にあるため、M7級の地震が起きれば、より高い津波が発生する恐れもあるという。
山下助教は「日向灘で起きている地震の一環で、南海トラフ地震を引き起こすリスクは高くないと考えるが、臨時情報の対応期間を過ぎても地震への備えが引き続き必要だ」と話した。
[読売新聞]
2024/8/12(月) 9:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b190b1c4a4fe3c69f568a5caa4aa59b6becc133c
引用元: ・【地震】日向灘に「地震の割れ残り領域」が存在か、再びM7級の地震起こる可能性…京大防災研が分析 [煮卵★]
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