複数の市関係者や京都新聞社が情報公開請求した文書によると今年1月、男性職員は業務のために市浄苑(岩根)を訪れた。施設内部にある火葬炉の確認窓から市民の遺体を私用のスマートフォンで撮影し、写真を故人の名字とともに知人2人にグループLINE(ライン)で共有したという。
写真を共有した知人の1人が5月上旬に市に相談して発覚。市は事実確認後に、生田邦夫市長と市幹部、男性職員が被害者側に謝罪した。男性職員は市の聴き取りに対し、「初めて火葬炉の中を見て衝撃もあり、心情的な配慮を欠いた行動をしてしまった。興味本位で写真撮影してLINEに載せたのは申し訳なかった」などと話したという。市は、男性職員の知人2人以外には写真の流出はないとしている。
市は同31日、男性職員を「秘密漏えいに準じる行為」として減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。報道発表も同日に行ったが、「被害者側との約束」を理由に「執務時間中に男性職員が私用のスマートフォンで業務に関係のない撮影をして、写真と名字をグループラインに掲載」という内容のみ公表し、具体的事実は明らかにしなかった。
同問題を巡っては、生田市長と橋本弘三副市長が「昨年からの度重なる不祥事の責任をとる」として減給10分の1(1カ月)としていた。
[京都新聞]
2024/8/11(日) 9:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e0ff9460d8f0579fc5c081c75c94ccc8daf4e44
引用元: ・20代職員が火葬場の遺体をスマホ撮影、LINEで知人と画像共有 滋賀・湖南 [煮卵★]
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