長崎市内の爆心地公園で8日に行われた、各国大使らによる献花には、翌日の平和祈念式典に参列する約100カ国のうち、76カ国が参加した。米英の外交官の姿はなかった。
長崎市に対し、米国などと共に、イスラエルを招待国から除外した場合、「我々もハイレベル(高官)の参加が難しくなる」との書簡を送っていたドイツは献花に訪れた。
引用元: ・ドイツ、長崎の原爆平和式典に出席、「今後は難しいかもれない」と難しい立場伝える [422186189]
取材に応じたティルマン・シュミット=ノイアーブルク公使参事官は、長崎市がイスラエル大使を招待しなかったことについて、「ロシアや(同盟関係にある)ベラルーシと同じように扱うことは適切でない」とコメント。「式典は平和のメッセージを伝える場所だ」として、それ以上の発言は避けた。 同じく書簡を送ったイタリアは総領事が献花予定だったが、欠席した。
宗教・宗派を超えた慰霊祭 700人が追悼宗教や宗派の違いを超えて平和を祈る原爆殉難者慰霊祭が8日夜、長崎市松山町の爆心地公園であった。県内の宗教関係者でつくる県宗教者懇話会が主催。1973年から毎年8月9日の前夜に開かれ、今年で52回目となる。
仏教やキリスト教などの関係者約700人が参加し、式は日没直前の午後7時に始まった。
原爆が開発されたロスアラモス研究所がある米ニューメキシコ州のカトリック代表や、ウクライナ正教の司祭のほか、イスラエルとパレスチナから来日した若者も出席。原爆の犠牲者を追悼した。
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