8/8(木) 18:01
日本の音楽産業は長いこと、アメリカに次いで世界第2位の規模を誇ってきた。しかし本国で大成功を収めた日本のミュージシャンがアメリカに進出しても、なかなか人気を獲得できずにいた。
そもそも、日本の音楽産業は今まで海外市場へのアプローチにあまり関心がなかった。アプローチしたとしても、アメリカのような大きな市場にインパクトを与えようと本腰を入れてはいなかった。アメリカ進出を目指すミュージシャンをサポートするシンク・サミット社のマーク・フリーザーCEOは「日本の音楽は、圧倒的多数が国内で消費するために作られてきた」と指摘する。
「一部の例外を除いて輸出志向ではない。それに日本市場は非常に大きいから、もしアーティストが海外進出を決断すれば、国内の売り上げに直接的な影響が及ぶ可能性がある」
実際、日本人アーティストのマネジメント事務所は、日本を離れれば大きな利益が失われると考えて、海外進出に及び腰になる傾向があった。だが、そんな状況に変化が訪れている。
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アメリカでのアニメ人気も、アメリカ進出を目指す多くのアーティストを後押ししている。音楽クリエーターとバイヤーをグローバルにつなげる「マーケットプレース」を提供するサーフ社のコンテンツディレクター、ジョナ・ヒガは「日本のバンドが成功する要因の1つは、日本文化に対する世界の消費者の関心にある。海外で人気を獲得した楽曲の多くは、アニメと結び付いている」と解説する。新しい学校のリーダーズ、YOASOBI、BAND-MAIDといったアーティストは、いずれも人気アニメに楽曲を提供している。
ポニーキャニオン所属のBAND-MAIDは何年も前から、アメリカで確かな人気を築いている。2013年に結成された女性5人組のハードロック・メタルバンドで、日本のメイド喫茶のウエートレスのような衣装を着用。全米ツアーを何度も成功させ、昨年はアメリカの主要ロックフェスティバルのポイントフェストとロラパルーザに出演した。YouTube公式チャンネルの総再生回数は2億回を超えている。
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キュートなビジュアルと激しいパフォーマンスのギャップでアメリカの音楽ファンを驚かせたガールズグループをもう1つ紹介しよう。17年にメジャーデビューした4人組、新しい学校のリーダーズだ。ロック、欧米のポップ、Jポップ、さらにはレフトフィールド(非主流のハウスやテクノ)の電子音楽にラップと、多種多様な音楽を貪欲に吸収し、唯一無二のサウンドを生み出した4人。全員セーラー服姿で、コミカルなキレのいいダンスを見せる。
昨年12月、彼女たちはアメリカ最大級のプロモーションツールを利用するチャンスを得た。4大ネットワークの1つ、ABCの人気番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演し、ハードなラップと奇抜なダンスでスタジオを沸かせたのだ。
今年4月には世界最大級の野外音楽フェス、コーチェラにも出演。セーラー服にどてらを羽織ってステージに登場し、斬新な演出で観客を熱狂させた。
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引用元: ・「ガラパゴス音楽」とは呼ばせない …日本人アーティストに全米が夢中 BAND-MAID/新しい学校のリーダーズ/YOASOBI/藤井風/XG [muffin★]
日本製No1の神話ももうとっくの昔に崩壊してるし
アニソンはアニメ人気に便乗しただけ。
宇多田、椎名林檎、尾崎豊、ブルーハーツ、玉置浩二とか
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