「フランス人よ、恥を知れ! われわれはここ数十年で最悪の五輪を見せられている。何から始めればいいのか。審判の偏った判定からか? それともセーヌ川の汚染の話か?」
開催中のパリ五輪に向けて、ギリシャの日刊紙『Ethnos』が怒りの声を挙げた。最初に指摘したのが、「人間の判断が優先される競技の重大な不正」と各競技でフランスの選手が優遇されているかのような判定についてだ。
「とくにフランスの選手に関して、審判の偏見が挑発的だった。柔道では男子90キロ級のテオドロス・ツェリディスが、準々決勝でフランスのマキシムゲール・ヌガヤプハンボに技ありで敗れた。
ツェリディスは試合後に“こっちにポイントが入らなかった。審判団があらゆる努力でフランスの選手を優遇していたのは確実だ。できる限り力を尽くしたが、時間がなかった”と不当な扱いを受けたと口にした」
またフェンシングの女子サーブル個人では、「テオドラ・グクンドゥラが準々決勝でフランスのマノン・ブリュネと戦って13ー15で敗れたが、この試合でも判定が物議を醸した」。13ー14の状況で、センサーがグクンドゥラのポイントを示しながら、これを審判が無効にしたという。
グクンドゥラは試合後のインタビューで号泣。ギリシャのコーチは「スキャンダラスだ」と言い放ち、ギリシャ五輪委員会は世界フェンシング連盟に抗議文を提出した。グクンドゥラは2023年のグランプリ韓国大会で金メダルを獲得しており、パリでも表彰台が期待されていた。
さらに、「自転車BMXフリースタイル男子では、審査員と熱狂的なフランスファンの“お気に入り”、アントニー・ジャンジャンがトリックで転倒したものの、最終的に銅メダルを手にした」と不満をまき散らした。
怒りの矛先は大会組織委員会にも及んだ。「汚染された川でなぜ競技を行なったのか。泳がなければいけない選手たちは、こう主張するべきだった。“ありがとう。でも私たちは汚れた川には飛び込まない”。
大会組織委員会は独自のプロトコルを厳格に実施するため、選手たちの健康を害する行為に躊躇しなかった。大腸菌濃度が非常に高く、依然として泳げる状況ではない。それでもフランス人はまったく気にしていない」と、水質汚染が問題視されているセーヌ川での競技実施に異を唱えた。
同紙は最後に、こう記事をまとめている。「フランスの高度な文化と知性の神話は、開会式でこそ完全に失墜しなかったにせよ、大会が進むにつれてゆっくりとセーヌ川に沈んでいく」。
https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=84380
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引用元: ・【パリ五輪】柔道だけじゃなかった!フェンシング、BMXでも判定に非難轟々 [643485443]
パリッパリらしいな
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