被爆者の平均年齢は85.58歳に 継承が課題に
広島と長崎に投下された原爆によって被爆した人たちの平均年齢が85.58歳となったことが厚生労働省の調査で分かりました。
被爆者の高齢化が進む中で核兵器廃絶への取り組みをどのように継承していくのかが課題となっています。
厚生労働省は昭和20年8月に広島と長崎に投下された原爆によって被爆し、被爆者健康手帳を持っている人の数などを毎年、取りまとめています。
それによりますと、全国の被爆者はことし3月末時点で全国であわせて10万6825人となり、昨年度と比べると6824人少なくなっています。
そして被爆者の平均年齢は85.58歳で、前の年より0.57歳高くなりました。
被爆者が住んでいる場所は▼広島県が5万1275人と最も多く、次いで▼長崎県が2万5966人、▼福岡県が4311人、▼東京都が3557人などとなっています。
原爆が投下されてから来年で80年となりますが、被爆者の高齢化が進む中で核兵器廃絶への取り組みをどのように継承していくのかが課題となっています。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240701/4000026263.html
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引用元: ・広島・長崎の被爆者、平均年齢85.58歳に [632443795]
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