夏休み真っ只中、神奈川県内の大型ショッピングモール内にあるフードコートは、誘い合ってやってきたらしい子供たちや家族連れで大変な賑わいを見せていた。
スイーツや食べ物を店舗で購入しても、イートスペースはほぼ満席で座れないという状態で、立ったまま、購入した焼きそばやたこ焼きを食べる人も相次いだが、突如、そんな喧騒を引き裂くような怒声が響いた。
「なんだバカ女が、暑さで死んだら責任取れんのか?」
声の主は、70代くらいの高齢男性。高齢者男女数名で、イートスペースのテーブル席を陣取っていたが、テーブル上には食事は見当たらず
紙コップがいくつも置かれている。当時の様子を目撃していた、フードコート内にあるうどん店の男性店員(20代)が振り返る。
「怒鳴ったお客様たちは、10時のオープン直後に入店し、何も頼まず4時間以上席を陣取ってお喋りされていたんです。
いや、イートスペースに置かれた無料の水やお茶を1人何杯も飲んでおられました。昼食どきになって混雑しても席を立つ気配はなく、食事を購入したものの席に座れず立ち尽くしていた若い
女の子3人組が”席を変わってほしい”とお願いしたようなんです。それに対して、男性は激昂されました。正直、あまりに理不尽だと思いますよ。女の子たちは泣いていました。
男性たちはその後も談笑を続け、午後になってやっと席を立たれました」(うどん店店員)
実は、この怒鳴った男性のグループだけでなく、一部の高齢者の行動が、ショッピングモール内では問題視されていた。
モール運営担当の女性(50代)によれば、似たようなことは去年の夏頃から起きはじめたという。
「夏のあまりの暑さに、ショッピングモールを避暑目的で利用されるお客様が増えたんです。
もちろん、そうしたお客様を拒否したいということではありませんし、体調のためにもぜひ涼んでほしいという気持ちはあります。
ですが、お買い物をしたい、食事をしたいというお客様の迷惑になることは、ぜひ控えて頂きたい」(モール運営担当者)
このようなトラブルは、フードコート内のみで起きているわけではない。
モール内のあちこちに設置されたベンチやソファも、ただ涼みたいだけの客に占拠され
中には有料のマッサージチェアに料金を入れることなく、昼寝をしている高齢客もいるという。さらに、じっと座る人たちだけではないことも、問題を広げている。
「モールは広くて涼しいですから、散歩目的の高齢のお客様もいらっしゃる。夏休みで、若い方で混雑するアパレルゾーンをそうしたお客様が歩くことで、ぶつかったなどのトラブルも起きています。
こういう商売ですから、お客様を悪くいうつもりはありません。ですが、限度があります。やはり、もう少し考えていただきたいなと」(モール運営担当者)
続きはNEWSポストセブン
livedoorニュース 2024年8月4日 16時15分
https://news.livedoor.com/article/detail/26924664/
引用元: ・ショッピングモールなどにやってくる“熱中症避難民”の高齢者たち 開店から注文せずフードコートの席を陣取り他の客とトラブル発生も [おっさん友の会★]
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