食べ物や飲み物を購入するにはお金が必要なことを踏まえると、個人の収入や商品の価格が間接的に私たちの健康に影響を与えているとも言えるでしょう。
たとえば、スナック菓子、菓子パン、惣菜パン、カップ麺などの超加工食品は、安価で高カロリーですが、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養価が低いです。
反対に、野菜や果物といった健康的な食事はカロリー当たりで見ると高価で、経済的に貧しければ購入するハードルが高くなります。
最近、米・マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)らに所属する研究グループから、スーパーマーケットの野菜や果物、ノンカロリー飲料を半額にするクーポンを発行することで、人々の購買習慣や体重が変動するのか調べた研究が発表されました。
その結果とは、半額のクーポンを受け取った人たちは、野菜や果物をよく食べるようになり、体重も減ったというものです。
この結果は、スーパーマーケットの割引券の使い方によって、人々が健康になれる可能性を示しています。
本研究成果は、肥満の人たちに良い治療を促進するための研究結果が掲載される学術雑誌『Obesity』に2024年6月27日付けで公開されています。
https://nazology.net/archives/157676
ニューヨーク市のスーパーマーケットで果物、野菜、ノンカロリー飲料を値引きすることが購入、摂取、体重に与える影響
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.24058
引用元: ・【米・マウントサイナイ医科大学研究】スーパーで野菜の価格を下げると市民の健康状態は良くなると判明
フライドポテトが健康的な野菜って認識なんだから
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