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厚生労働省が、18歳未満の子どもがいない世帯の遺族厚生年金給付について、見直す方向で調整に入ったと、各社が報じている。20代から50代で、子どもがいない場合、受給者が妻でも夫でも、給付は一律で5年間のみにするという。
現行制度では、子どもがいない夫婦の場合、妻は夫が亡くなった時点で30歳未満だと給付は5年間のみだが、30歳以上なら、結婚や養子縁組したときを除いて、生涯にわたって給付を受けることができる。これが見直し案では、妻が20代から50代の場合は、5年間の有期給付となる。
妻を亡くした夫の場合、現行では55歳までは受給権がなく、60歳からの支給となっている。これも、20代から50代は5年間の有期給付となる見込みだ。
この見直しは子どもがいない世帯のみで、子どもがいる世帯と、60代以上の世帯は現行制度のままとなる。
加えて、夫を亡くし子どものいない(末子の年齢が18歳に達した年度の3月31日を経過している場合も含む)40~64歳の妻に上乗せされる「中高齢寡婦加算」も、段階的に廃止する方向だという。
「遺族厚生年金は、子どもの有無や男女で受給要件が分かれていますが、子どもがいる場合、基本的に男女差はありません。子どもがいない場合、受給条件の男女差が大きく、この是正が今回の見直しの目的のひとつとされています。見直しの背景には、共働き世帯の増加や、男女の賃金格差の縮小があります。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/be37a0b4364be519c9ee33cd80d5088842a34217
引用元: ・【異次元の少子化】遺族厚生年金「5年限定」見直し案に「老後終わった」「子ども産まない人増える」猛批判 [ぐれ★]
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