◼恐ろしいブレインフォグの実態
「ここ一年くらい頭がアホだったので デカ病院でいろいろ検査したら ここ一年くらい脳の血流が低下して頭がアホになるという症状が出ていたことが判明し 正式にアホでございますの烙印を押された」というXの投稿が話題になった。
この「ブレインフォグ」は脳疾患などが原因で起こることが以前から知られているが、2020年後半~2021年ごろから新型コロナの後遺症としても発生することが分かってきた。
このポストのように新型コロナにかかった後、認知機能の低下を訴える患者が増えたのである。
2023年に東京都で行われた調査によれば、新型コロナウイルス陽性と判定された人の4人に1人がコロナ後遺症を抱えており、そのうち7%程度がブレインフォグと呼ばれる状態になっていたと報告されている。
実際にブレインフォグを経験した患者さんにその症状をきいてみた。
「2023年の冬、新型コロナに感染した私は、その後春から夏にかけて徐々にブレインフォグの状態を自覚し始めました。頭がぼんやりして集中力が続かない、家事をしていても途中で何をしていたか忘れてしまったりする、といったことが日常になりました。
特に辛いのが、家族や友人との会話・できごとを覚えていないことです。うまく言葉にできないこともあるため、人に会う時はあらかじめ断りを入れています。以前できていたことができなくなり、周りの大切な人を巻き込んでしまうことが心苦しいです。毎日の不安から、メンタルに不調をきたすようにもなりました」(20代男性)
人によって症状は様々だが、このように日常生活や仕事に大きな影響を及ぼし、周りはもちろん本人もどうしたらよいのかわからないため、人知れず悩んでいる人も多い。
◼炎症性物質が脳のあちこちにダメージを与えている可能性
ブレインフォグの原因は完全には解明されておらず、ウイルス感染により炎症性物質が脳に広がり、二次的に脳内で炎症を引き起こすことで、脳がダメージを受けるのではないかと考えられている。
ダメージを受ける部位は人によって異なり、匂いや味を感じる部分なら味覚障害、認知機能を司る部分ならブレインフォグ、体を動かす部分なら一過性の運動麻痺など、強くダメージを受けた部位により障害の出方が変わってくるのではないかと推測されている。
ブレインフォグの患者の治療をしている、精神科医で医療法人社団こころみ理事長の大澤亮太医師に、どんな患者が受診するのか話をきいた。
「患者さんの多くは、内科や耳鼻科など他の診療科を経由して心療内科・精神科にたどり着くといった経緯で、特に仕事に支障をきたしているケースが目立ちます。
例えば40代の管理職で、高いパフォーマンスを求められる立場の方が、仕事で重要な会議に出席しても内容を覚えていない、集中できる時間が1/6くらいまで減った、長文を読んだり書いたりするのが難しいといった、これまでのような思考や判断ができないことに苦しみ、来院された例もありました」
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2b4a35af28be72a4d249d0eaa79e4488f36974
[集英社オンライン]
2024/8/2(金) 21:12
引用元: ・「コロナで頭がアホになった」のツイートが話題。コロナ後遺症“ブレインフォグ”の恐ろしすぎる実態 [煮卵★]
ふむ、一年前のX投稿内容と比べてみればいいんでないの?
コロナ前から風邪がトリガーで老化が一段進むのは普通の症状
昔から山程症例があるが生死にかかわる問題では無いので真面目に取り扱いされなかっただけ
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