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今後まひろは、藤原道長(柄本佑)との間に身籠った娘・賢子(永井花奈)を育てながら、道長の娘で一条天皇の中宮・彰子(見上愛)に仕えることに。そして、いよいよ『源氏物語』の執筆が始まるのだが…。
「史実では、賢子の父親は宣孝。ですが本作では、道長に設定を変更し、断定されています。これによってまひろは“左大臣・道長とのコネで出世した女性”という印象が強くなりかねない。史実では『源氏物語』で見出されて出世しているにも関わらず、ドラマではいくら紫式部が出世して幸せになろうが、“道長のお気に入りだから”という色眼鏡で見られる可能性がある」(ドラマライター)
こうした設定変更に、視聴者からは《ただの男のコネかいっていう》《優秀な女性のサクセスストーリーかと思いきや、蓋を開けたらコネで成り上がる不倫ドラマだった》などのガッカリ声があがっている。
だが、制作陣の史実改変ぶりは、これが初めてではない。
5月26日放送の第21話では、清少納言(ファーストサマーウイカ)による『枕草子』の成り立ちが描かれたのだが、強引な改変に疑問の声があがっていた。
「現在の主な見解では、紫式部と清少納言は、ほとんど面識がなかったとされています。しかしドラマ内では、まひろが清少納言に執筆をすすめたうえ、内容について中国の歴史家・司馬遷の『史記』になぞって“四季折々の散文を綴ったらいいのではないか”とアドバイス。オリジナルを織り交ぜたドラマとはいえ、歴史誤認を招く可能性がありますし、露骨な主人公アゲに萎える視聴者が続出しました」(同)
作品をより深く楽しむためには“賢子は道長との子供かもしれない”、“『枕草子』の成り立ちに紫式部も噛んでいたのかもしれない”と、想像の余地を残すことが必要だったかもしれない。
引用元: ・【大河ドラマ】『光る君へ』まさかの“史実改変” 紫式部が才能ではなくコネで成り上がる不倫ドラマに [ネギうどん★]
分からないことは可能性があったとして書いていると脚本家が言っている
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