12年ロンドン五輪の銅メダル以来12年ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の日本は、1次リーグ第2戦で同1位のブラジルと対戦。セットカウント0-3でストレート負けし、12年ロンドン五輪銅以来のメダル獲得を目指す決勝トーナメント進出へ崖っ縁となった。
日本は岩崎こよみ、古賀紗理那、石川真佑、山田二千華、宮部藍梨、和田由紀子が先発。第1セットは中盤までは競り合う展開となったものの、相手の強烈なスパイクを止められず、高いブロックにも苦しんだ。
第2セットは序盤から苦しい展開。長いラリーを制することができず、ブラジルの5連続ポイントを許すなど最後まで点差を縮めることができなかった。
後がない第3セットだったが、相手の強烈なサーブに崩されると、サーブレシーブにも精彩を欠き、攻略の糸口をつかむことができなかった。
2大会ぶりの準々決勝進出へ、そして12年ロンドン五輪銅以来のメダル獲得へ、負けられない一戦だった。初戦はポーランドに1―3で敗れた。第1セットを先取しながら流れを手放して3セットを連取され逆転負け。古賀は「私たちのスパイクミスが多かった」と反省点を挙げ、真鍋監督は「厳しいスタートになった。ベスト8に入るためにはブラジル戦が鍵になる」と切り替えていた。
過去2度金メダルを獲得し東京五輪では銀メダルを手にしたブラジルとは04年アテネ五輪から6大会連続での顔合わせ。初対戦だった92年バルセロナ五輪を含めて過去6戦全敗。アテネ五輪以降は5戦連続でストレート負け。昨年のパリ五輪予選でもフルセット負けし目前の本大会出場権を逃した因縁がある。過去の相性は良くないが、銀メダルを獲得した今年のネーションズリーグでは準決勝で3―2と競り勝ち苦手意識を払拭した。
引用元: ・【バレー女子】日本、2連敗で12年ぶりメダル獲得へ崖っ縁 東京五輪銀ブラジルにストレート負け [鉄チーズ烏★]
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