B組1次リーグ第2戦で、日本はフランスに歴史的金星を逃す90-94で惜敗した。残り10秒での河村の反則と、第4クオーター(Q)序盤での八村のアンスポーツマンライクファウル(悪質なファウル)での退場に審判の判定が「大誤審」「疑惑」など、SNSを中心に物議を醸した。元プロバスケットボール選手で、アナリストの佐々木クリス氏が不可解判定を解説した。
この試合を私が解説していたら最後のところで「この場面で絶対やってはいけないことは、3Pシュートを放つ選手に対して、ファウルをすることですね」と言ったと思う。これが唯一、フランスが追いつける方法で、そういった状況にしてはいけないということだった。
審判も人間だし、どんな判定をするかも分からないが、自分たちの守り方は、自分たちでコントロールできる。だから、河村選手が接触したか否か、あれが誤審だったか否かが、重要なのではなくて、自分たちでコントロールできないものに、自分たちの運命を委ねてしまったことが、相手の4得点につながったと思う。
河村選手も試合後、微妙なコンテスト、つまりシュートの邪魔をしてしまった自分が悪いと思っている、とコメントしている。たとえ、3Pシュートを決められることになったとしても、守るのをやめるくらいの方がよかった。
そのあと、残り10秒で日本ボールになるわけだから。ファウルをもらってフリースロー2本決めることもできただろうし、相手の守りをかいくぐって、もう一回得点できたかもしれない。そういう意味で審判に笛を吹く余地を与えてしまったことが悔やまれる。(後略)
https://hochi.news/articles/20240731-OHT1T51259.html
佐々木クリス氏、バスケ・フランス戦の不可解ファウルを“2つのポイント”で解説「背中を向けてでも…」
(前略)
番組にリモートで出演した佐々木氏は、物議を醸しているファウルシーンについて「あくまでも冷静に分析したい」と前置きし、「3ポイントが決まり、ファウルが重なることだけが最も避けるべき状況」と説明。
試合後の河村のコメントを紹介しつつ、「そこ(ファウルとされたシーン)で触っているとか触っていないではなくて、自分たちの運命を審判に委ねるような状況にしてしまってはいけないと思う」と指摘した。
また、このシーンについて「2つポイントがあります」とし、レフェリーの視点ではシュートを打つ選手と河村の手が重なって見えていたと推察。「シュートを打つ選手の手が外にはじき出るような動きをしながらも決めている。
それを横から見た写真だと触っていないとわかる」とするも、角度・選手の動きによりはじかれたように見えたとしても「不思議ではない。その状況になってしまっているっていうことが一番悔やまれる」と解説した。
「議論の余地があるのが。河村選手の左手が、この選手が飛び上がる前に腰についていた。その時に腰を押したか否かっていうのは正直定かではない。僕が見る限り流してもいいような接触の範囲内。
『プレーには影響がないよね』とレフェリーが流すことはある」とし、改めてVTRを見ながら「レフェリーがここでちょろっとだけ視線を下に落とすんですよ。最初はシュートそのものに影響がないほどの接触だと思ったかもしれないが、
空中で体勢を崩したことで『これは遡って(笛を)吹かなきゃいけないな』と思わせた可能性もある。なので、このレフェリーの中にも判断の要素になるポイントが2つ生まれてしまった」と指摘した。
「河村選手のむき出しの競争心。『絶対このゲームに勝ちたい』という気持ちも相まって間合いがつまりすぎてしまった。ここは背中を向けてでも3ポイントの成功を許容したほうが良かったかもしれないです」とした。
https://www.oricon.co.jp/news/2338458/full/
篠山竜青 問題は“4点プレー”の前のプレー「2点、3点は与えてよかった」
(前略)
“4点プレー”となった第4Q最後の河村選手のファウルは、実際さわったかどうかはわからない。ただ左手の位置が相手の脇辺りにあり、疑わしさを与えてしまった。
問題はその前のプレーだ。ゴール下のゴベールにボールが入った時に日本の守備が収縮してしまったのは判断ミスだった。その後外へ出たパスを受けた相手の3点シュートに対してチェックにいく必要もなかった。
4点リードしていたので、2点や3点は与えてもよかった。その後ファウルゲームで対応できた。タイムアウト時にファウルをしないことを共有していたはずだが、あの大舞台の終盤で冷静でいることの難しさを感じた。
退場となった八村選手のファウルも必要なかった。(後略)
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2024/07/31/kiji/20240731s00011000273000c.html
引用元: ・【パリ五輪男子バスケ/大金星逸】不可解判定に佐々木氏「そもそも河村は守るのをやめて3Pの成功を許容した方が良かった」篠山「日本は4点リードしていたので2、3点与えても良かった」
フランス監督、河村勇輝の”ミス”指摘 残り10秒で痛恨ファウル「彼の決断はラッキーだった」 | THE ANSWER
https://the-ans.jp/paris-olympic/444175/
残り10秒&4点リードでなぜ日本はファウルを犯した? 大金星スルリ「結果論なら必要ないが…」選手特有の心理【渡邉拓馬の目】 | THE ANSWER
https://the-ans.jp/paris-olympic/444311/2/
【パリ五輪】バスケ男子、勝負を分けた“不可解ファウル”が物議 SNSでは国内外から批判相次ぐ「世紀の大誤審」「涙出てくる」 – 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240731-MBXQE33PMJMKHDLYJEM7LJTH4M/
疑惑の判定…パリ五輪男子バスケ河村勇輝はファウルしたのか?フランス戦の大金星消えたジャッジに「審判がひっくり返した」疑義が|FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/736945
【パリ五輪/男子バスケ】東京五輪銀フランス相手に残り10秒で4点リードの日本、“世紀の大誤審”で大金星逃し、世界中で批判殺到「レフェリーがフランスを救った」
https://talk.jp/boards/newsplus/1722375100
あれは河村のミスだったと言ってるんだよな
柔道しかり今回感情的になりすぎてる報道が多い中こういった風に俯瞰して物事を見られる人は貴重
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