【アメリカ】約50℃のデスバレーで観光客が裸足で散歩し火傷

国立公園局（NPS）によると、ベルギー出身の42歳の男性はメスキートフラット砂丘で「砂丘を少し散歩していたところ、靴を失くした」という。

同局は、彼は「足全体に及ぶ火傷」を負ったと述べた。

土曜日、カリフォルニア州デスバレー国立公園の地面の温度は華氏約123度で、気温よりもさらに高かった。

「言葉の壁により、公園管理官は彼のビーチサンダルが壊れたのか、砂の中に消えたのかを判断できなかった」と国立公園局は火曜日に述べた。

男性の家族は助けを求めて叫び、他の訪問者らが男性を駐車場まで運ぶのを手伝った。

国立公園管理官は、被害者の火傷と痛みの程度から、被害者を「すぐに」病院に搬送する必要があると判断したと国立公園局は述べた。

しかし、極度の高温のため、緊急ヘリコプターが谷に着陸することは不可能でした。熱によりローターの揚力が低下する可能性があるからです。

かわりに、レンジャーたちは救急車で観光客を標高の高い場所まで搬送したが、そこの気温は華氏109度だった。ヘリコプターは着陸地点に到達し、観光客をネバダ州ラスベガスのユニバーシティ・メディカル・センターに空輸した。

この事件を受けて、国立公園局は夏の間、訪問者に対して再度アドバイスを行った。

「公園管理官は、デスバレー国立公園を夏に訪れる旅行者に対し、エアコン付きの乗り物から10分以内の場所にとどまり、午前10時以降はハイキングをせず、十分な水を飲み、塩味のスナックを食べ、帽子と日焼け止めを着用することを推奨している」と同局は述べた。

Metro(英) 2024/07/27
https://metro.co.uk/2024/07/25/death-valley-tourist-walking-dunes-burns-feet-heatwave-21300273/