【7月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は25日、火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」が、火星にかつて生命が存在していた可能性を示す痕跡を見つけたと発表した。最終確認されれば、地球外生命の存在を初めて裏付ける発見となる。
NASAによると、パーシビアランスは21日、かつて川が流れていたネレトバ渓谷(Neretva Vallis)で、「チェヤバ・フォールズ(Cheyava Falls)」と名付けた岩石に穴を空けて試料を採取。
岩石には白いカルシウムの鉱脈が走っており、これはかつて水が流れていたことをはっきりと示している。
またパーシビアランスに搭載されているSHERLOC(シャーロック)と呼ばれる観測装置で調べたところ、鉱脈の間の赤みがかった部分には、有機化合物が含まれている。
そこにはヒョウの斑点を思わせる、黒い縁に囲まれたオフホワイトの斑点が見られる。これを惑星X線岩石化学装置(PIXL)にかけると、数十億年前に火星の地表に水があった時に生息していた微生物のエネルギー源だった可能性のある化学物質が確認された。
引用元: ・【宇宙】火星に生命の痕跡か NASA探査機が発見 [ぐれ★]
地球の生命もいずれは全滅する
コメント