汚物風船が飛ばされたのは、今回で10回目となる。中身はゴミだったとのことだが、何が入っているかは確認するまでわからず、韓国軍当局は、空中で破壊すると被害が広がるおそれがあるため、落下後に収集する方針を立てている。
先月10日の4回目の風船散布時には、大統領室近隣の国立中央博物館、龍山区庁、梨泰院駅周辺にも汚物風船が落下している。大統領室を狙ったものか、偶然落ちたものかは不明だ。
北朝鮮国内では、一連の汚物風船散布についての政治講演会が行われている。その内容を、平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。
北部の平安北道(ピョンアンブクト)の国境に接する地域では今月初めから、工場、企業所などで汚物風船を飛ばしたことと、その背景について説明する政治講演会が行われている。
その場で配られた講演資料には次のように書かれていた。
「人間のクズであり米国の忠実な犬に転落した傀儡ども(韓国)には、汚物と蛆虫が似合う。ソウル地域に汚物をどんどん送ろう」
「わが元帥様(金正恩総書記)のお名前を既存する傀儡どもには、汚物を送り続け、う◯こを拾わせなればならない」
北朝鮮は、韓国政府を指して「傀儡一味」という呼び方を頻繁に使うが、今回の政治講演会では「傀儡ども」と、韓国国民までを十把一絡げにした表現が使われている。
もはや統一の対象ではない、敵国の国民に過ぎないという認識なのだろう。
「う◯こを拾わせろ」というかなり露骨な表現を使っているところからは、北朝鮮国民に韓国、韓国人への憧憬を捨てさせ、敵愾心を煽ろうという意図が感じられる。
引用元: ・【北朝鮮】「人間のクズであり米国の忠実な犬に転落した傀儡ども(韓国)には、汚物と蛆虫が似合う、う◯こを拾わせなればならない、ソウル地域に汚物をどんどん送ろう」
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