ケーミーはフィリピンには上陸していない。しかし台風とモンスーンが重なって大雨が続き、マニラやマニラのあるルソン島は、所によって300ミリを超す豪雨に見舞われた。
マニラには24日に災害宣言が出され、数万人が避難している。
マニラで撮影された映像には、道路が河川と化す中で、胸の高さまで水につかりながら歩いたり、頭上の電線にしがみついたりする人たちが映っている。
子どもたちにタオルやレインコートをかぶせた家族が、浸水した住宅から救助されてボートの上で身を寄せ合っていた。
フィリピン通信によると、マニラ首都圏(人口1300万人)では建物の1階の高さまで水につかった地域もあり、屋根の上に取り残されて救助を待つ住民もいた。
地元当局者は「何の備えもなかった。台風は予想していたが、これほどの大雨は予想できなかった」と話している。
完全に水没した住宅や、冠水した道路に沈んだ車両もあり、25日も浸水した住宅から住民を救助する作業が続けられている。
マニラ南部のケソン市では大きな被害が出ており、市がX(旧ツイッター)に投稿した情報によると、約1万6000世帯の5万5000人あまりが避難所に身を寄せている。
フィリピン赤十字は、被災者支援の緊急募金を呼びかけた。
台風ケーミーはフィリピンから北上して25日未明に台湾に上陸。大雨や突風、高潮によって、台湾北東部で少なくとも2人が死亡、300人近くが負傷した。
台湾の大雨は25日も続き、2日連続で空の便が欠航し、金融市場や学校、事業所などが閉鎖されている。山間部では1219ミリの雨を観測した所もある。
台湾消防当局によると、南部の高雄市沖では25日、乗員9人が乗船していたタンザニア船籍の貨物船が、
しけに遭って転覆した。同船には救命ボートの装備がなく、乗員全員が投げ出されてライフジャケットで海上に浮いているという。
台風は25日夜、中国南部の福建省に上陸し、暴風や大雨をもたらした。中国ではただでさえ、何週間も続いた大雨や洪水で死者が出ていた。
引用元: ・【気候変動】フィリピン首都で大規模洪水、300ミリを超す豪雨、台湾も大雨、1219ミリの雨を観測した所も
それは強い高気圧のお陰だが
その為に、ムチャクチャな猛暑になってる。
ただゲリラ雷雨や線状降水帯は多いがな。
あっち行ってくれて日本は助かったけどな
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