8年ぶりに前半戦をBクラスで終えた阪神。岡田彰布監督(66)がメディアにぶちまける選手やチームへの不満も、ヒートアップする一方だ。
「7月17日、巨人戦で2連敗を喫した試合後には、計5回も『チグハグ』と繰り返し、『(選手が)サイン出しても見てない』などと選手のケアレスミスに憤懣やるかたない様子でした」(スポーツ紙記者)
やり玉に上げられるのは選手だけではなく、コーチ陣も同様だ。そんな中、
「いま、完全に参ってしまっているのが、安藤優也投手コーチ(46)です」(球団関係者)
「なんで準備せえへんのやろうなぁ」と大激怒
象徴的だったのが6月30日のヤクルト戦だった。この日の阪神は8回表まで5対1とリードしていたが、救援陣が打たれて逆転負け。岡田監督は継投策について、Wストッパーの岩崎優投手とゲラ投手がブルペンに入っていなかったことに言及し、「だって(準備を)やってないんやもん。なんで準備せえへんのやろうなぁ」と、コーチ陣に大激怒したのだ。
阪神は昨季、リリーフ投手のブルペンでの投球練習の球数を厳格に管理して投手陣の疲労を軽減。これが日本一の原動力となった。
「投手コーチは試合前に継投の方針などを監督にプレゼンしています。安藤コーチはこの日も、継投策について『ゲラの登板は9回にします』と伝えており、監督の了承も得ていたそうです」(前出・球団関係者)
「体重が10キロも減り、いまや不満が爆発寸前」
監督が了承した事項にもかかわらず、失敗すればブチギレられ、一方的に責任を負わされる。そんな事例が多発したことで、安藤コーチのストレス度はマックスだという。
「開幕前に比べて体重が10キロも減ってしまったそうです。いまや不満が爆発寸前。試合前のプレゼンには“証人”としてブルペン担当の久保田智之投手コーチも同席させ、監督とのやりとりを記録したメモを用意しているとも聞きます」(同前)
安藤コーチだけではない。前述のヤクルト戦では1点を追う9回、二死一塁の場面で佐藤輝明内野手が二塁打を放つも、ホームインを狙った一塁走者の植田海内野手が憤死。藤本敦士内野守備走塁コーチ(46)が「1点負けてんねんやで。信じられへんわ。こんな狭い球場で……」と、岡田監督から“断罪”された。
「岡田監督は以前から藤本コーチの判断について、賞賛したかと思えば次には非難するなど、評価の軸が一定していない。全てが結果論にしか聞こえないんです。藤本コーチも疲弊しきっているようです」(前出・球団関係者)
勝てない虎将は“孤将”になりつつある。
引用元: ・【文春】阪神・岡田彰布監督(66)のブチギレ連発にコーチが爆発寸前 ストレスで体重が10kg減、監督の“言質”を取る証人まで… [Ailuropoda melanoleuca★]
勝ったら自分の功績、負けたら他責
それだけの事
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