https://www.tokyo-np.co.jp/article/342141
開会式まで2日となったパリ五輪。注目されるのが、海外五輪過去最多の金メダル20個を掲げた日本オリンピック委員会(JOC)の目標だ。五輪憲章が国のメダル競争を禁じているにもかかわらず、ナショナリズムへの警戒感は薄い。大会のコンパクト化も進まず、巨費を投じる商業主義は相変わらずだ。コロナ禍で強行された東京大会の教訓はどうなったのか。 (西田直晃、山田祐一郎)
◆「たくさん獲得、それに越したことはない」との声
目前に迫る開会式。舞台となるセーヌ川にちなみ、「こちら特報部」は24日、東京都台東、墨田区の隅田川周辺で話を聞いた。
JOCは目標として、金メダルを20個、銀、銅も含めたメダル総数を55個と掲げている。達成すれば、いずれも海外開催の夏季五輪では最多となる。
「メダルがたくさん獲得できるなら、それに越したことはないのでは」と語る散歩中の女性(72)。バスケットボール男子の活躍に期待しているという。「五輪出場だけでも大きな快挙と言えるけど、選手が目指してきたのはメダルのはず。他の競技だって同じだし、全体で目標を定めるのはいいと思う」と肯定的だった。
◆「国の代表」選手に重圧なのでは
だが、五輪憲章は「個人種目または団体種目での選手間の競争」としており、「国家間の競争ではない」とくぎを刺す。「国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会は国ごとの世界ランキングを作成してはならない」とも明記している。ベルリン五輪(1936年)がナチス・ドイツの国威発揚に利用された過去もあり、国のメダル競争には警戒の目が向けられてきた。
木陰で休んでいた大学生の女性(20)は「政治利用の歴史なんて、全く知らなかった」と話す。「選手が五輪の中心にいるべきなので、日本が、国の代表が、とか強調されすぎないほうがいい。周囲が熱くなりすぎると、選手にとって重圧が増すだけ。晴れ舞台なので競技を楽しみながら活躍してほしい」とエールを送った。
◆「東京」やっぱり盛り上がらなかった
日本がこれまでに最も多くメダルを獲得したのは、2021年東京五輪の総数58個(金27、銀14、銅17)。「知り合いが出場したので、個人的には盛り上がった」と飲食店従業員中村英明さん(38)は話す。とはいえ、「やっぱり世間一般としては、コロナ禍のさなかだったし、通常の五輪ほどは盛り上がっていないでしょう。世界から見ても同じだったと思う」と振り返った。
開幕直前、体操女子の宮田笙子選手(19)が飲酒と喫煙を認め、パリ五輪代表を辞退した。「出場を認めれば、中高生に示しがつかない。こればかりは仕方ない」と中村さん。男性会社員(33)は「ルールを守れない選手に罰則を与えるのは、チームを運営する上では必要」とする一方、「周囲が精神面のフォローをできなかったのか」と国を背負う重圧をおもんぱかった。
◆「国が何個のメダル」全く関係ない
JOCは、昨年のアジア大会ではメダルの目標数を掲げなかった。パリ五輪でも、尾県貢専務理事は「メダル数だけではないスポーツの価値を伝えることが第一だ」としているが、「応援していただくためには選手の活躍も必要」と、メダル目標を公表した。
元JOC参事で五輪アナリストの春日良一氏は「本来なら公表する必要はなく、今のJOCが『競技力の向上』しか担っていない証しだ。五輪の意義は、選手たちが平和の祭典に参加し、国境を越えた友情を育むこと。選手個人のもので、国がメダルを何個獲得するかは、本当は全く関係ない」と話す。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
引用元: ・【東京新聞】パリ五輪で「金メダル20個」…JOCが五輪憲章そっちのけで「国威発揚」に [鉄チーズ烏★]
スポーツ選手なんてクズしかいないって十二分に分かったから
もうあんま税金使われないようにメダル0でええよ
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7月24日(水)
NHK-BS1 21:50-[LIVE] (22:00KO予定)
U-23ウズベキスタン vs U-23スペイン
7月25日(木)
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U-23日本 vs U-23パラグアイ
木陰で休んでいた大学生の女性(20)
男性会社員(33)
飲食店従業員中村英明さん(38)
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