マレーシア南部ジョホール州沖合の人工島で開発が進む都市は、その名も「フォレストシティー」。総事業費1000億ドルをかけ、居住者数70万人を予定して2014年に華々しくスタートした。その現在の姿は? さながらゴーストタウンだ。
中国の一帯一路構想の一環で、中国の不動産開発大手、碧桂園(カントリーガーデン)が着手したこのプロジェクトは、中国不動産バブルの崩壊とコロナ禍、政治に翻弄されて計画倒れに。今では居住者たったの9000人、空き店舗と人影のない道路と荒れ果てた建物が広がる街と化し、碧桂園は倒産寸前まで追い込まれている。
15年に販売が開始された当初は、中国からの投機的な買い手が殺到した。バスが列をなして中国人の内見者を運んでいたという。だが17年に中国が突如、資本規制を導入して巨額資産の海外持ち出しを禁止。さらにコロナ禍で渡航が途絶え、中国の不動産市場低迷に伴いフォレストシティーの売れ行きも完全に停滞した。
加えて、マレーシア政府からも冷遇を受けた。中国の影響増大を懸念したかつてのマハティール政権が、この地での外国人の不動産購入を厳しく攻撃。投資熱はさらに冷え切った。
壮大な未来都市計画は、いまだ未来が見えないままだ。
Newsweek 2024年7月23日(火)12時20分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/07/post-105132.php
引用元: ・中国の一帯一路構想の象徴だったマレーシア「フォレストシティー」の末路…今やゴーストタウン [7/24] [ばーど★]
中国人のために造ったのに直前に買っちゃダメってなかなかの力技やってよくやるわと思うわ
習近平は経済なんてどうでもいいのよね
中国にはゴロゴロある
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