ハリス氏、共和党打倒へ始動　トランプ氏復権は「米国が後退」

　バイデン大統領（81）の撤退で生じた動揺の解消と挙党態勢の構築を急ぐ。副大統領候補選びも進める。集会で演説したハリス氏は、自身が民主党大統領候補の指名獲得に必要な過半数の代議員からの支持を確保したと強調し、笑顔を見せた。

　トランプ氏が不倫口止めに絡む事件で有罪評決を受けたことを批判。人工妊娠中絶規制も推進していると非難し「生殖の自由を取り戻す法案を議会が可決すれば、私が大統領として署名する」と述べた。

　「自由と法の支配がある国に暮らしたいか、それとも混乱と恐怖、憎悪の国に暮らしたいか」と問いかけ、国民の自由と未来のために戦っているのは民主党だと強調し、投票を呼びかけた。

2024年07月24日 07時23分共同通信
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