去年11月、福岡県内の路上で、登校中の当時12歳の女子児童に性的暴行を加えた男の裁判です。
福岡地裁は「被害女児は多大な恐怖や苦痛を味わい学校や日常の生活にも支障をきたしている」などと指摘し男に懲役6年6か月の判決を言い渡しました。
■「人格を踏みにじる卑劣で悪質な犯行」
判決によりますと、宗像市に住む無職の八並孝徳被告(20)は、去年11月、福岡県内の路上で、1人で登校していた当時12歳の女子児童の口をふさぎ、性的暴行を加えるなどしました。(不同意性交等の罪など)
19日の判決で、福岡地裁の今泉裕登裁判長は、「被害女児は多大な恐怖や苦痛を味わい学校や日常の生活にも支障をきたしている」「人格を踏みにじる卑劣で悪質な犯行」と指摘し、八並被告に懲役6年6か月の判決を言い渡しました。
引用元: ・登校中の女子小学生の下着を剥ぎ取り陰茎を女性器に挿入し口淫させ精液を飲ませた男に懲役6年半 [866556825]
登校中の女子児童(当時12)に性交したなどとされる男の初公判が9日、福岡地裁で行われ、男は起訴内容を認めた。検察側は「殴る蹴るではなく、一生キズが残りやすいように性行為をした」と動機を語る男の供述調書を読み上げた。
1人で登校中の女児に路上で性交か
起訴状などによると、無職・八並孝徳被告(20)は去年11月、福岡県内の路上で、1人で登校していた女子児童(当時12)の口をふさぎ、胸や陰部を直接触ったうえ性交し、女子児童の口腔内に陰茎を入れたなどとして不同意性交等の罪で起訴されている。福岡地裁で9日に行われた初公判で、八並被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、弁護側も争わない姿勢を示した。
命の危険を感じた女児「言うこと聞かないと殺される」
検察側は冒頭陳述で「登校中の女子児童のあとをつけて犯行に及び、その後逃走した」と主張した。続く証拠調べでは、女子児童の説明を代読した。
女子児童:
「後をつけられて、怖くなって逃げたら、口を押さえられた。大声を出したら『包丁で殺す』と言われた。四つん這いで下着を全部脱がされた。途中でバスが通って中断し『(学校の)裏門に行こう』と言われた。精液を口に出されて、飲み込むように言われ、言うことを聞かないと殺されると思い飲み込んだ」
動機は「一生キズを残すため」殴る蹴るより“性行為”
検察側は「仕事を辞めて自暴自棄になり、誰かを傷つけたいと思うようになった。殴る蹴るより一生キズが残りやすいように性行為をした」との捜査時の八並被告の供述調書を読み上げた。また、被害を受けた女子児童の父親は「娘は昼でも夜でも1人なることができなくなった。男性に恐怖心を持つようになり、父親とでも2人きりになれない。刑務所に行っても娘の傷が癒えることはない。絶対に許せない」と述べた。弁護側は、再犯防止のための治療を受ける意思を示し、治療に関する資料を情状証拠として提出することにしている。
10年は行くものかと
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