新たな大規模研究によると、ワクチン接種により新型コロナウイルスの長期化の可能性は低下するが、新たなコロナウイルス変異株の出現により重篤な合併症のリスクは減少しているものの、完全になくなったわけではないことも判明した。
水曜日にニューイングランド医学ジャーナルに発表されたこの研究は、新型コロナウイルス感染症に感染した退役軍人省の患者44万人以上の健康記録と、感染していない400万人以上の人々の記録を比較した。
分析の結果、パンデミックのデルタ期とオミクロン期には、参加者全員でロングコビッド(PASC(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2の急性後遺症)とも呼ばれる)の症例が減少したが、オミクロン変異株が症例の大半を占めていた時期には、ワクチン接種を受けた人々の減少率がほぼ2倍だったことが判明した。
「この研究は、PASC の発生率が時間の経過とともに、また新しい変異株との関連で減少したという疑いを立証するのに役立っています(この疑問は昨日私のクリニックで持ち上がったばかりです)」と、ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院の呼吸器および集中治療医学の臨床ディレクター、ヒラリー・ゴールドバーグ氏は STAT にメールで語った。
同氏はこの研究には関わっていない。「また、ワクチン接種が PASC の発症を予防する効果があることを立証するのにも役立っています。これはまだやや未解決の問題です」とゴールドバーグ氏は述べた。
ワクチン未接種群では、パンデミック初期(ワクチンが利用可能になる前)には、感染から1年後に100人中10.42人がロングコビッドを発症していた。
デルタ変異株時代(2021年6月19日から12月18日までと定義)では、ワクチン未接種者100人中9.51人がロングコビッドと診断されたのに対し、ワクチン接種者100人中5.34人がロングコビッドと診断された。
現在のオミクロン時代(2021年12月19日)が始まると、その差は広がり、ワクチン未接種者100人中7.76人がロングコビッドを発症したのに対し、ワクチン接種者100人中3.5人だけがロングコビッドを発症した。
「ワクチンは明らかに効果があるが、完全に撲滅できるわけではないことも明らかだ」と、この研究の主任著者であるジヤド・アル・アリ氏はインタビューで語った。
ワクチンは長期のコロナ感染リスクを大幅に軽減すると研究で判明
https://www.nytimes.com/2024/07/17/health/long-covid-vaccines.html
研究者らは、パンデミックの最初の2年間では、ワクチン接種を受けた人々のコロナ長期化率が著しく低かったと報告した。新たな大規模な研究により、ワクチンがCOVID-19長期発症のリスクを軽減するというこれまでで最も強力な証拠がいくつか示されている。
科学者たちはパンデミックの最初の2年間に感染した米国人を調査し、ワクチン接種を受けた人の中でコロナが長期化した人の割合は、ワクチン未接種の人の中で長期化した人の割合よりもはるかに低いことを発見した。
セントルイスのワシントン大学医学部の研究者らは、ワクチン接種が新型コロナウイルス感染症の長期化のリスクを軽減する主な要因であると特定した。
https://medicine.wustl.edu/news/risk-of-long-covid-declined-over-course-of-pandemic/
「デルタ期とオミクロン期には、ワクチン接種を受けた人と受けていない人の間でリスクに明確かつ大きな差が見られます」と、セントルイスVA医療システムの臨床疫学センター所長で研究開発サービスの責任者でもあるアル・アリ氏は述べた。
「ですから、人々がCOVIDは大したことではないと考え、ワクチン接種を控えることにした場合、実質的には長期COVIDを発症するリスクが2倍になるのです。」
引用元: ・【米大規模研究】ワクチン接種により長期のコロナ後遺症発症リスクが大幅に減少・・・ワクチン未接種者100人中7.76人、ワクチン接種者100人中3.5人
わくのこのこのここ4たんたん笑
100人中何人死んでるのかも公表しろよ
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