アニメ映画『ルックバック』(6月28日公開)もヒットを受け、原作者・藤本タツキ氏より感謝のコメントが到着した。あわせて新たな場面カットが公開された。
【画像】変顔で会場が爆笑!公開された『ルックバック』名場面カット
同作は、公開10日間で動員36万人、興収6億円を突破しており、反響について映画の広報担当によると、「SNSでは「上映中、ずっと涙が止まらなかったし、思い出しても泣ける」「現代アニメーションの最高到達点」「1秒たりとも無駄なシーンがない」「原作へのリスペクトが半端ない」「映画化された理由が本編にある」と絶賛の声が相次ぎ、口コミが広がり続けている」と説明。
今回のヒットを受け、藤本氏は「『キャラクターに命が吹き込まれる』みたいな表現がありますが、本当にその通り、藤野と京本が生きている世界をカメラで見ている感覚でした。それくらい作画や声優さんの芝居が自然で、素晴らしいものでした。自分の作品に対してここまで真摯に作ってもらえる事が人生でもうないのではないかと思い泣いてしまいました」と涙を流したことを打ち明けた。
また、「1つ1つ拾って褒める事ができないくらい、58分の中に多くの驚きと発見があります。たくさんの方が関わり本当に素晴らしい作品になったので、全員に感謝したいです。ありがとうございました!」と感謝した。
公開された場面カットは、クラスメートから絵を絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野が、京本の絵を見てショックを受けるカットや、画力で適わないと感じていた京本に「ずっとファンだった」と告げられ、高揚した藤野が、雨でずぶ濡れになっているにも関わらず、描き続ける姿などを捉えた、新規場面カットが初公開された。
『チェンソーマン』作者・藤本タツキ氏が描く『ルックバック』は、小学4年生の藤野と不登校の同級生・京本2人の漫画を通した成長ストーリーで、ある日、すべてを打ち砕く出来事が起きる。2人が描いた4コマ漫画が学年新聞に掲載されてから始まる青春物語で、中学生、高校生…と2人の人生を描いている。
『少年ジャンプ+』にて2021年7月19日に全143ページからなる長編読切作品として掲載されると、「天才だわ」「衝撃すぎて何も言えない…」などと大きな反響を呼び、初日で閲覧数250万以上を記録。『このマンガがすごい!2022』オトコ編1位、『マンガ大賞2022』ノミネート作品にも選ばれた。映画は河合優実と吉田美月喜のW主演となっている。
引用元: ・チェンソーマン作者 藤本タツキ氏、映画『ルックバック』ヒットに号泣 「ここまで真摯に作ってもらえる事が人生でもうないのでは」 [Anonymous★]
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