日本の街中のあちこちにある安価な店が、香港人にとっては人気のスポットになっている。海外渡航規制がなくなってから日本旅行を何度もしているという香港人女性のBさんは、「小さな場所で宝探しをしたり、庶民の居酒屋で地元の人の生活を体感したりします」と話した。一緒に日本旅行をする彼氏と共に日本での「旅の生活」を楽しんでいるという。
Bさんはさらに、「香港人は長年にわたり、日本旅行をしてきた経験があります。皆さんも『旅としての出費』だけでなく、『旅の生活』を試してください。もう実行している人も多いと感じます」と話した。Bさんにとって、東京ディズニーランドや東京タワー、歌舞伎町などの観光スポットは、もはや行き先の選択肢に入らないという。
Bさんと彼氏は例えば、東京都内の中古書店のブックオフで宝探しをする。彼氏は店内ですでに、廃盤になった映画「ファイナル・プロジェクト」のDVDを見つけた。わずか720円。まさに「お宝発見」だ。Bさんは、そういう喜びを香港で見つけ出すのは難しいと説明した。
Bさんと彼氏の日本旅行は、1日の出費が平均で1000香港ドル(約2万円)という貧乏旅行だ。それでも日本ではマニキュアやヘアカットまでする。Bさんは、日本では香港よりも満足度がはるかに高く、香港ではできるだけ節約していると打ち明けた。
Bさんによると、日本で集中して出費することには罪悪感も感じる。香港経済に貢献したい気持ちもあるからだ。しかし、自分はさほど裕福でないことを考えれば、日本に行って金銭を落とすことを選ばざるをえないという。
香港人女性の唐さんは、1年に少なくとも3回は日本を旅行する。最近も埼玉を旅行したばかりだ。母親と行ったわけだが、日本では母親と合わせて約50万円を使った。手に入れた「戦利品」で、スーツケース4個がいっぱいになった。唐さんは長年の日本での買い物経験を生かして、ポイントカードを申請して、税の控除のほかに10%割引、さらに20%割引の恩恵を受けている。唐さんは、「出発する前に会員になれる場合もあれば、2回か3回行った後に資格が発生することもあります。会員になればポイントを貯めたりクーポンをもらうことができます。誕生日割引もあります」と説明した。
経験豊かな観光ジャーナリストのF氏は、「香港人の日本旅行での消費は変わりました。(観光スポット以外の)近郊旅行に移行しつつあり、生活のための出費が増えています」と指摘した。
F氏はさらに、「価格はとても魅力的です。日本円がこんなに安いので、買い物の選択肢もかなり広くなり、買う量も多くなりました」と話した。また、新型コロナウイルス感染症の期間中に、日本の百貨店やスーパーが香港に進出したことも影響している可能性があるという。多くの人が日本の商品を使うことに慣れて、良質で安心できると感じたので、旅行が可能になってからは日本に行った際に、スーパーやその他の商店で日用品を購入しているという。
F氏は、日本に行った香港人が地元密着型の商店を利用していることに注目している。衣料品チェーン店のしまむら、100円ショップのダイソー、さらには業務スーパーなどで、いずれも安価な店だ。F氏によると、香港人が日本で商品を爆買いすることはすでに常態化した。香港人は日本で手に入れた商品を宅配便を利用して香港の自宅に発送している。運賃がかかるが、それでも香港で購入するよりも20%-30%割安になるという。(翻訳・編集/如月隼人)
引用元: ・普段は倹約の香港人、「日本に行って日用品爆買いだ、それっ!」―米国メディア [7/14] [昆虫図鑑★]
中国本土に行けよ
処刑されるぞ
まぁ日本人としてはその方がいいが。
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