withnews2024/07/12武田啓亮
https://withnews.jp/article/f0240712001qq000000000000000W0ih10201qq000027102A
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6500メートルの深海まで人を乗せて潜れる「しんかい6500」。重要部品をつくる技術が、今の日本にはもうない――といった趣旨の投稿が話題になりました。この情報は本当なのでしょうか。しんかい6500を運用している海洋研究開発機構(JAMSTEC)に話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・武田啓亮)
現在、文部科学省の「深海探査システム委員会」で今後の深海探査の在り方に関する議論が進んでおり、Xで話題になっていたのはそこで出た議論の一部だそうです。
「今はもう、しんかい6500を作った三菱重工にもチタン製の耐圧殻を作るための設備がないそうです。また、当時製造を担った技術者もすでに引退しているため、技術者の育成も行わなければいけません」
JAMSTECによると、しんかい6500の建造費用は1989年当時で約130億円ほど。
「今同じものを作ろうとすれば、恐らくこの数倍はかかるのではないでしょうか」
中国が1万1000メートルまで潜航できる有人調査船「奮闘者」を運用するなど、その進歩にはめざましいものがあります。
「老朽化が心配される部品の中には緊急時に船体の一部を切り離して浮上させる『緊急離脱ボルト』など、人命に関わるものもあります。このままだと、2040年代を待たずして運用停止に陥る可能性もあります」
深海への熱視線とは裏腹に
地震や海底火山の活動、海底の鉱物資源、地球温暖化など、深海調査は様々な分野の研究に活用されており、年々その需要は高まっています。
引用元: ・【海底資源調査】潜水調査船「しんかい6500」を再び作る設備も技術者も消え2040年より早く引退。中国は有人で1万1000m潜れる。
中国は凄いねえ
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