「働きながら昼食を用意する『夏休みの壁』は、同世代の共通の悩み。本当にありがたかった」。昨夏、昼食提供を利用した東京都港区の会社員の女性(45)は、そう話す。
自営業の夫と共働きで、小学4年の長女を育てている。以前は学校が長期休みになると、学童保育に朝から子どもを預け、昼食用の弁当を用意した。
休日も弁当用のおかずの作り置きに時間を割かれた。残業が長引いたり、体調を崩したりして、娘にコンビニ弁当を持たせた時は、後ろめたさを感じた。
昼食提供が始まってからは、自作の弁当と併用。利用する場合は、前日までに学童側に申し込めばいいため、「不測の事態が起きても、頼れる安心感も大きかった」と振り返る。
港区では約40か所全ての学童保育で昨夏から、希望すれば、夏と冬、春の長期休みに弁当が食べられるようになった。今夏は1食540円で提供する。弁当会社から学童保育までの配送費は区が負担している。
それまでは、弁当を用意できない保護者が有志で注文をとりまとめたり、保護者から代金を預かった職員が買い出しに行ったりして対応していたという。
昨夏に3分の2だった利用者は今夏、8割程度まで増える見通し。提供する弁当を作っている東京都大田区の「玉子屋」には、他の自治体からも、学童保育用の発注に関する問い合わせが相次いでいるという。
◆横浜市は今夏試行
こども家庭庁によると、全国で学童保育を利用する児童は昨年5月時点で、約146万人に上っている。
共働き世帯は長期休みになると、朝から学童保育に預けるケースが多い。その際の昼食の準備が子育ての負担になっているとして、国会から対応を求める声も出ている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/fa8e4e9660c403b71292caf4d2e55c56193c3b2b
[読売新聞]
2024/7/10(水) 16:15
引用元: ・悩ましい「夏休みの壁」に打開策、学童で広がる昼食提供…共働きの女性「本当にありがたい」 [煮卵★]
まとまった数があれば配達してくれる
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