ビールの主役ホップの健康効果が脚光、血糖値やがん抑制などに高まる期待、研究続々
引用元: ・ビールに入ってる「ホップ」、めちゃくちゃ優良健康食品だった お前らビール飲みまくれ! [478973293]
細胞や動物での研究結果が大半、だが幅広い病気の予防や治療に大きな可能性
ビールの健康効果では「ホップこそが主役です」と、米カリフォルニア大学デービス校のビール醸造科学教授グレン・フォックス氏は言う。実験室内での数多くの研究や、少人数ながらヒトを対象にした小規模研究からは、ホップに含まれる物質には抗菌、抗腫瘍、抗炎症、血糖値の調整といった幅広い特長があることがわかっており、専門家らは、この植物が心血管疾患、糖尿病、胃腸障害、さらにはがんに対する効能を持つ可能性を探っている。 ホップ(Humulus lupulus、アサ科)が持つ有益な性質の大半は、雌株の毬花(まりばな)に豊富に含まれる抗酸化物質に由来する。毬花は、ビールの製造に使われる部位だ。抗酸化物質は炎症を抑えたり、細胞を損傷から保護したりする働きを持ち、ホップの14%を占めている。
ホップに含まれる有望な抗酸化物質である苦味酸(くみさん、苦み成分)とポリフェノールはまた、ビールの風味や香りのもとにもなっている。研究者らが特に注目しているのは「キサントフモール」と呼ばれるポリフェノールで、これはホップだけに含まれる強力な抗酸化物質だ。
「適度にビールをたしなむ人たちは、自分は健康にいいことをしていると自負していいでしょう」とフォックス氏は言う。「ノンアルコールビールは健康飲料とみなされるべきだと私は考えています」
コメント