住民から様々な要望を受ける公共工事の発注者。到底、認められない過剰な要求が寄せられることもある。しかし、毅然とした態度で断らず、規則に反して現場で勝手に対応する例は少なくない。 大分県中津市で2023年12月、造ったばかりの橋台が取り壊された(資料1)。場所は市道の脇を流れる用水路に面した私有地。用水路をまたぐようにコンクリート床版を載せ、市道と私有地を結ぶ橋を建設する予定だった。
実は、この工事は市建設土木課の20代の職員が独断で発注したものだった。建設土木課によると20年に私有地の住民から車の乗り入れ口となる橋を造ってほしいとの要望を受けた。その際は上司の同席の下、私有地への乗り入れ口は、住民が自らの負担で施工しなくてはならない旨を説明していた。
しかし、その後もたびたび、橋の建設を求める電話が市にかかってきた。職員は要望を断り切れず、上司に相談せずに橋を造ると約束してしまった。
職員は23年9月上旬、地元の建設会社に工事を発注した。橋の幅は6mで、長さは1.5mだ(資料2)。9月下旬に橋台が完成。この段階で、不審に思った他の住民から市に通報があり、職員の独断発注が発覚した(資料3)。
略
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/ncr/18/00219/062400005/
引用元: ・市職員、独断で橋を発注……建設途中で発覚し取り壊し処分に [902666507]
公務員あるあるだよね
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