高齢を理由にボランティア活動から身を引く人が増える一方、新たな担い手が集まらないためだ。
電話がつながりにくい状況でも相談を受けられるよう、SNSを活用した試みも始まっている。(板垣茂良)
無償ボランティア 1年間の養成講座 「夜間帯きつい」
相談員の養成講座で役割を説明する友田理事長(4月5日、千葉市で)
「相談員が少ないと、受けられる電話の本数はどうしても限られてしまう」
4月5日、千葉市内で行われた社会福祉法人「千葉いのちの電話」の相談員養成講座の開講式で、友田直人理事長(75)は、受講者に厳しい現状を訴えた。
今年度は定員40人で募ったが、受講者は15人。
相談の場面を想定した「ロールプレイング」などを通して傾聴の技術を来年3月まで学ぶ。
同法人では、無償ボランティアの相談員が5交代制で24時間、電話の声に耳を傾けている。
2023年度は、「生きるのがつらい」「職場でいじめを受けている」など、約1万8480件の相談が寄せられた。
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引用元: ・【相談員不足!】いのちの電話、20本に1本しか取れない悲劇…相談員大募集中!
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