(相澤めぐみさん)
「生きることを最優先にしないと、もうちょっと大変なことになってしまうって」
相澤めぐみさんは新型コロナウイルスに感染するまで、東京を拠点に演歌歌手として活動していました。
温泉施設などを中心にステージに立っていましたがコロナに感染し、さらにその後の後遺症でステージに立つどころか、ほぼ寝たきりの状態に。
再びステージに立てる日はやってくるのか。いまもコロナ後遺症に苦しむ演歌歌手の女性を取材しました。
神戸市に住む相澤めぐみさんはおととし2月、東京で新型コロナに感染しました。その後、後遺症を患い、2年半近くほぼ寝たきりの生活が続いています。
(相澤さん)
「最初は軽症で、熱も微熱がちょっとあったくらいで。喉はすごく痛かったですが、あとは咳ぐらいで結構元気でした」
しかし、3週間たっても改善せず、買い出しなど、少し外出したぐらいでも症状がどんどん悪くなっていったといいます。
(相澤さん)
「もうベットから動けないというか、座るのもしんどいみたいな感じになって。これはおかしいなと思ってコロナ後遺症を積極的に見ている病院に行ったら『典型的なコロナ後遺症ですよ』って」
相澤さんの後遺症の症状は全身の倦怠感や強い疲労感で、微熱や思考力の低下などが長期間続くと診断されました。
(相澤さん)
「早い人は何カ月かで治るけど、長い人は2年以上かかると。それがいつまでなのかわかりませんみたいなことを言われて。目の前が真っ暗になりましたね。もう自分の人生終わったなっていうか」
「歌が大好きで歌のことしか考えないでやってきたけど、もうそれすらもできると到底思えない状況というか、まずは自分の命が大事かなと思いました」
療養するため東京を離れ、地元の神戸に戻ることを決意しました。
実家に戻ってから2年以上が経ったいまも、ほぼ寝たきりの状態が続いています。体が硬くなってしまうため、毎日マッサージ機でほぐしています。
(記者)「毎日やられてるんですか?」
(相澤さんの母)「はい、毎日朝起きたときとか、1日4回ぐらいですね。前はずいぶん硬かったですね。前はもっとたくさんの場所をしてたんです。
腕とかもすごく硬かったです。いまは鍼の治療でほぐしていただいたりして、もうだいぶ減りました」
(記者)「相澤さんもこれをやってもらえると、体としては変わってきますか?
(相澤さん)「ちょっとは楽になりますね」
体を起こして座るだけでも負担が大きいため、食事は横になった状態でとっています。後遺症の影響で腕に負担をかけられず、食器はすべて軽いものを使用しています。食後は、8種類の薬やサプリの服用が欠かせません。
(相澤さん)
「薬がない病気なのでいろんな薬を飲まないといけないんですよね、それもちょっと辛い」
2年半近く寝たきりの生活が続いていた歌手の相澤めぐみさんにいま、回復の兆しが見え始めています。
これまで、体力的に外出はできませんでしたが、最近は車で移動できるほどにまで体調が良くなってきていて、通院もできるようになりました。
(相澤さん)
「ちょっと前なんて通院なんて絶対無理だと思ってました。前は座ることも厳しかったので。何分かでも座れるようになったのは進歩ですね」
徐々に見え始めた回復の兆し。相澤さんはその先の未来に希望をもっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f4fddd62c52c190b973680c476d4ae22adba992
【最新研究】 2年以上も寝たきり・・・新型コロナ後遺症で苦しむ人たち 患者に共通する”特徴”とは? 思考力低下・仕事にも影響
https://www.youtube.com/watch?v=GBE8n6bM0t0
引用元: ・【新型コロナはまだ終わってない】2年以上も寝たきり・・・新型コロナ感染後遺症で苦しむ人たち 患者に共通する”特徴”とは? 思考力低下・仕事にも影響
自分も子供達もみんなコロナ後体調悪化して、まともな日常生活が難しい
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