【熊が出たぞ～】危機回避の手順は？／八戸で警察、猟友会など訓練　[画像あり]

　青森県内でクマの目撃や人的被害が相次いでいることを受け、八戸署は10日、住宅街でのクマ出没を想定した訓練を八戸市の南部山健康運動センターで行った。署員や地元猟友会、近隣自治体などの関係者ら約70人が参加し、クマが出没した際の危機回避の手順を確認した。県内での警察と関係機関による合同のクマ対策訓練実施は、昨年10月に弘前市で行って以来2回目。

　訓練は、周囲に公園や小学校、コンビニエンスストアなどがあり昼夜問わず人通りが多い八戸市内の住宅街で、クマ1頭が現れた－との想定で実施した。

　通報を受けた八戸署員はパトカー2台で取り囲んでクラクションを鳴らしたり、爆竹で大きな音を立てたりして追い払おうと試みた。盾を持った署員や銃を持った猟友会のメンバーらがクマ役を追い込んだ後、後方に人がいないなど安全であることを確認。警察官が猟友会のメンバーに発砲許可を出した。

　訓練では、クマ出没時の対応について、（1）車のクラクションなどによる追い払い（2）箱わなによる捕獲（3）銃器使用などによる捕獲－の順で対応することや、関係法令などを確認した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/23b196bde0724826828f38f49cb63dcc2e32306f

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