7/5(金) 17:00配信
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ヤマハ音楽振興会の主催で1969年から1986年まで開催された音楽コンテスト「ヤマハポピュラーソングコンテスト」。日本の音楽シーンの潮流を変えたこの伝説のコンテストについて、シンガーソングライター、音楽評論家の中将タカノリとシンガーソングライター、TikTokerの橋本菜津美が語り合います。
【中将タカノリ(以下「中将」)】 菜津美ちゃんは「ポプコン」って知ってますか?
【橋本菜津美(以下「橋本」)】 ん? ポップコーンじゃなくて?
【中将】 食べ物じゃなくて「ヤマハポピュラーソングコンテスト」っていうコンテストがあったんです(笑)。略して「ポプコン」。ヤマハ音楽振興会の主催で1969年から1986年まで行われた音楽コンテストで、初めはプロ対象でしたが、1973年の第6回からアマチュアの参加も可能に。優勝者はレコードデビュー権と、日本武道館で開催される世界歌謡祭というイベントへの出場資格が得られるので、数多の若いミュージシャンが参加しました。
【橋本】 なるほど! プロへの登竜門みたいな感じだったんですね。
【中将】 はい。音楽ファンや業界からも相当注目されてましたので、優勝者は高い確率でスターになってますね。それまでのコンテストはテレビ局や大手芸能事務所が主催しているものが多く、どちらかというとアイドルや歌謡歌手向け。ポプコンはちょっと一線を画していて、自分たちで曲を作るシンガーソングライターやバンドが多く集まりました。ニューミュージックやJ-POPの礎を作った層ですね。
【橋本】 今回はそんなポプコンにちなんだ曲を紹介いただけるわけですね?
【中将】 その通りです。まず1曲目は小坂明子さんで『あなた』(1973)。1973年、16歳の時に第6回ポプコンに出場した小坂さん。この曲でグランプリ獲得し、同年11月の第4回世界歌謡祭でも最優秀賞・グランプリを受賞しました。セールス200万枚超と言われる大ヒット曲ですが、小坂さんが学校の授業中にノートの片隅に書いた歌詞に、家で曲を付けたものだそうです。
【橋本】 すごい才能! しかも大ヒットだし、夢ありすぎるデビューですね。
【中将】 ただ、当初は同級生3人グループで出場する予定でしたが、他の2人が出場できなくなって急きょソロで歌ったということ。
【橋本】 詳しい事情は知りませんが、それだけ聞くとちょっと闇を感じますね……(笑)。
【中将】 次に紹介する曲もすごい曲です。中島みゆきさんで『時代』(1975)。高校3年のとき、文化祭でステージを踏み音楽活動をスタートした中島さん。各地のコンテストに出場して注目を集め、1975年9月に『アザミ嬢のララバイ』でレコードデビュー。直後の同年10月、第10回ポプコンでこの曲を歌いグランプリを獲得されました。その後のご活躍は言うまでもないですね。
【橋本】 大好きな曲ですが、背景までは知りませんでした。20歳そこそこでこんな世界観の曲を作っていたなんて驚きです。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【ラジオ】中島みゆき、チャゲアスら世に出る契機に…昭和のポップス・ロックシーンを切り開いた「ポプコン」とは [湛然★]
「円広志には勝てない・・・」
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