「熱中症と自己判断していたら実は新型コロナだった」というケースも見かけるようになりました。
現在、新型コロナの流行が報道されるときに使用されているのが「定点医療機関あたりの感染者数」です。代表的な医療機関において、1週間あたりに診断された感染者数のことを指します。
新型コロナに関しては明確な警戒基準が浸透しておらず、インフルエンザと同様に10人を超えると「注意報レベル」、30人を超えると「警報レベル」という実感を持っています。
複数の県では、20~30人でかなり医療機関への負荷が大きくなることがわかっています(1)。
全国的には定点医療機関あたりの感染者数は5.79人とそこまで多くありませんが(図1)、沖縄県は29.91人と、1年ぶりに警報級の流行に陥っています(図2)。
昨年は、沖縄の流行から1~2か月遅れて本州で感染が拡大していたことから、流行が夏休みを直撃する可能性があります。
「頭がぼーっとする」「なんだか熱っぽい」といった理由で、熱中症を疑って医療機関を受診する人の中に、新型コロナの方がちらほらと混ざるようになりました。
熱中症と感染症のいずれにおいても体温が上昇しやすいことから、自己判断で両者を見分けることは意外と難しいです(図4)。
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kuraharayu/01829322/image-1720198296345.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg
また、子どもではその他のウイルス感染症も流行しており、いろいろな感染症を同時に想起する必要があります。
感染対策として、この猛暑でマスクをするのは現実的ではないかもしれません。場面ごとに個々が感染に注意するという考え方でよいと思います。
ただ、大勢が集まる場合、エアコンをつけて締め切った状態のままより、定期的に換気をするほうがよいでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2e5bd91fdd314a9a2fae425d912f9fec26faa2b9
引用元: ・【熱中症と自己判断していたら実は新型コロナだった】沖縄県で1年ぶりの感染急増、警報級の流行に
コロナ以前はインフルエンザが必ず夏に流行するのが沖縄
季節性だよ
新たな波が来てるんだろうな。
コメント