2023年12月には『TIME』誌の“今年の人”に選出され表紙を飾り、アメリカ経済にも多大なる影響をもつと言われているテイラー・スウィフト。世界中の人々を魅了し続ける彼女に憧れを抱く人はもちろん、ロールモデルにしている人も多いはず。
先日、さまざまなシーンで影響を与え続けているテイラーに対し、アメリカのメディア『Newsweek』が「Taylor Swift Is Not a Good Role Model(テイラー・スウィフトは良いロールモデルではない)」と題したコラムを掲載。 著者のジョン・マック・ギリオン氏は、同コラムのなかで彼女に対して「34歳未婚で子どももいない」と指摘し、複数の交際歴についてもこのように綴っている。
「この回転ドアのような交際関係は、現代社会における多くの若い女性の普通の恋愛経験を反映しているのかもしれないが、安定性、コミットメント、そして愛そのものにさえも疑問を投げかけるものである」
「“スウィフト・スタンダード”を標準とし、憧れるべき存在であると若い女の子たちに奨励すべきなのだろうか? それとももう少し健全と言えるようなものを広めるべきなのだろうか? これを読んでいる愛情深い親は、自分の娘がわずか数年の間に12人もの男性と付き合うことを望むのだろうか? これはスウィフトに対する非難ではなく、問う価値のあるもっともな質問だ」
“会話に火をつけ、関心を集め、利益を得る才能は称賛に値する”にもかかわらず、テイラーは若い女の子にとって良いロールモデルではないと主張したギリオン氏。しかし恋人のトラヴィス・ケルシーが、34歳で未婚であることについては触れていない。またギリオン氏は、テイラーの歌詞の多くは「自身を被害者として描いている」とも綴っている。
コラムに対し世界中から批判の声が
同コラムには、「性差別的だ」などといった多くの批判の声が集まっており、元女子プロテニス選手のマルチナ・ナブラチロワは自身のXにこのように投稿している。「女性蔑視のたわごとの山…。この男は恥を知るべきだし、『Newsweek』誌に寄稿してるなんて信じられない。それに『Newsweek』誌もこのコラムを掲載した。つまり…」弁護士のカオイルフィオン・ギャラガー氏も、『Newsweek』誌とギリオン氏を激しく非難。
「『Newsweek』と著者のジョン・マック・ギリオンは恥を知るべき。テイラー・スウィフトがロールモデルでない理由についての彼らの“ホットテイク(十分な調査や思慮なしに急いで発信された、過激で挑発的な意見)”は、女性蔑視であり、性差別的。はっきりいって馬鹿げている。34歳未婚で“子なし”の男性セレブについて書かれた回数は? ゼロでしょ」
同コラムのコメント欄にも、「なぜギリオン氏は子どもがいない男性を非難しないのか」、「テイラー・スウィフトのロールモデルとしての適性を、彼女の婚姻状況や恋愛生活に基づいて判断するのは、性差別的であり見当違い」などといった意見が寄せられている。
引用元: ・【歌手】テイラー・スウィフトに対し「回転ドアのような交際関係」「34歳未婚で子どももいない」と報じたNewsweekに批判が集まる [鉄チーズ烏★]
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