宮崎市の久峰中学校で行われた出前授業には1年生およそ130人と保護者が参加しました。
最初に、子宮けいがんを発症し、27歳の若さで亡くなった女性の闘病生活やことばを紹介する動画が上映されました。
続いて、県産婦人科医会の川越靖之会長が講演し、日本で年間およそ3000人が子宮けいがんで亡くなっている現状や宮崎県で新たに子宮けいがんと診断される人の数が人口10万人当たりで全国ワースト1位になっていることを説明しました。
また、患者の多くが20代から40代で発症し、治療で子宮を温存できても不妊や早産のリスクが高まることも紹介しました。
その上で、予防接種を進めた結果、発症率が大幅に下がった海外の例を示し、「ここまでがんを予防できるワクチンはほかにない」と述べました。
日本では小学6年生から高校1年生に相当する女子が定期接種の対象となっていて、宮崎市では今年度、すべての中学校で同様の出前授業を行うことにしています。
女子生徒の人は「病気の怖さがよく分かり、ワクチンを早く接種しようと思った」と話していました。
【岩手医大・馬場教授】「日本で年間1万2千人程度が子宮頸がんになり、うち3分の1くらいの方が亡くなる、20~40代で子宮頸がんになる人はワクチンでほぼ予防できる、若いうちに打つことが大事」
https://talk.jp/boards/newsplus/1719886718
【幼い子供を残して子宮頸がんで亡くなる悲劇】子宮頸がんはワクチンで予防できる唯一のがんだが、ワクチン積極的勧奨中止の影響で、日本では罹患者と死亡者が増加している
https://talk.jp/boards/newsplus/1717196755
【低接種率の日本】HPVワクチン接種で先進国では子宮頸がんによる死亡率は低下、しかし日本では、子宮頸がんになる人も、亡くなる人も増加しています
https://talk.jp/boards/newsplus/1714893842
ひろゆき氏 子宮頸がん、欧米と日本の格差に言及「撲滅」と「毎年3000人死にます」
https://www.daily.co.jp/gossip/2023/11/17/0017039288.shtml
実業家のひろゆき氏が16日、子宮頸がんについての思いを示した。
英BBCニュースの日本版の「子宮頸がん、2040年までに撲滅 英保健当局が目標設定」というネット記事を引用。
「子宮頸がんは、オーストラリアでは2035年に撲滅予定。イギリスは2040年に撲滅予定。日本は、毎年1万人が罹患して、3000人が死にます。防げる病気なのに防がないで死ぬ人が大勢居る不思議の国。」とSNSにつづった。
引用元: ・【子宮頸がん全国ワースト1位の宮崎県】子宮頸がんを発症し、27歳の若さで亡くなった女性の闘病生活やことばを紹介する動画を上映、産婦人科医による出前授業「ここまでがんを予防できるワクチンはほかにない」
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