研究結果によると、超加工食品の摂取量が多いと、あらゆる原因による死亡や、特に心臓病や糖尿病に関連する死亡が若干増加するが、がん関連死亡との関連は見られなかった。
エリッカ・ロフトフィールド博士、国立がん研究所のシュタットマン研究員
私たちの研究結果は、超加工食品の摂取が健康と寿命に悪影響を与えることを示す観察研究と実験研究の両方を含む、より多くの文献を裏付けるものです。
しかし、超加工食品のどのような側面が潜在的な健康リスクをもたらすのかなど、まだわかっていないことがたくさんあります。」
ロフトフィールド氏は、6月29日から7月2日までシカゴで開催されるアメリカ栄養学会の主要年次総会「NUTRITION 2024」で研究結果を発表する予定だ。
この研究は、1990年代半ば、50歳から71歳だったときの食習慣と健康に関する情報を提供した54万人以上の人々からデータを収集した。参加者の半数以上がそれ以降に死亡している。
研究者らは、ベースラインで超加工食品の摂取量が90パーセンタイルだった人と10パーセンタイルだった人の全体的な死亡率を分析し、特定の食品と特定の病気との関連性も調べた。

引用元: ・【米大規模研究】超加工食品の摂取量が多いと報告した高齢者は、超加工食品の摂取量がより少ない高齢者と比較して、平均23年間の追跡期間中に死亡する可能性が10%高かった
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