7月1日、JAXAと三菱重工業が開発した新型基幹ロケット「H3」の運用1号機(H3F3)が先進レーダ衛星「だいち4号(ALOS-4)」
を搭載して種子島宇宙センターから打ち上げられます。
2014年の開発開始から10年、試験機1号機の失敗による地球観測衛星「だいち3号(ALOS-3)」の喪失と、改良を経ての今年2月
の試験機2号機打上げ成功を受けて、初めて大型衛星の軌道投入に挑みます。これまでの歩みと、これからH3の活躍するところを整理してみましょう。
H3は、日本の液体ロケット技術を踏襲する液体酸素、液体水素を推進剤とする2段型衛星打上げロケットです。
全長約63m、直径約5.2mで、1段メインエンジンの数(2基または3基)と固体ロケットブースタの数(なし/2本/4本)によって
3種類の打上げ形態があります。
H-IIAロケットに代わり大質量衛星打ち上げを担う
H3は、これまでの主力ロケットで2001年から運用されている液体燃料ロケット「H-IIA・B」に代わる日本の基幹ロケットとして
開発されました。H-IIAでは足りなかった高度約3万5,800kmの静止軌道への衛星投入能力や、H-IIA派生型の専用ロケットH-IIBで対応
していた国際宇宙ステーション補給機HTV(こうのとり)のような大質量の衛星の打上げを1本化し、製造時間や衛星搭載準備の時間を
短縮して、より高頻度、低コストの衛星打上げを担うことが目的です。
H-IIAでは、1段エンジンに二段燃焼サイクルという技術を用いた高精度な「LE-7A」エンジンを採用していました。「プリバーナ」
という小さな燃焼室で推進剤をあらかじめ燃やし、そのガスでエンジンを駆動させるという方式で、液体水素・液体酸素のポテンシャル
を余す所なく引き出すという点では非常に優れたエンジンですが、構造が複雑でコストがかかります。
そこで、H3ではエキスパンダー・ブリード・サイクルという、二段燃焼サイクルでは必須だったプリバーナを廃した、よりシンプルな
構造のエンジン「LE-9」を採用しました。コスト面、製造時間という面では目標にかなっていますが、もともとは2段ロケット用の……
(以下略)
6月30日
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1603869.html
---------------------------------
!jien =お知らせ=
おーぷん2ちゃんねる、ニュー速+ http://uni.open2ch.net/newsplus/
【アク禁依頼・解除】は「政経雑談スレ」に連絡を入れて下さい。
#侮蔑語 ・煽り・#スレと関係ないレスバトル ・レッテル貼り連呼
・下品な発言・不快なaa・#会話不能 などが、アク禁対象です。
アク禁依頼・解除はレス番で!!(理由も添えてくださいませ)
---------------------------------
引用元: ・【本スレ/H3ロケット3号機がいよいよ、7月1日に打上げ】これからどんな活躍をする?[R6/6/30]
コメント